航空

イレギュラー運航の発生状況(平成25年2月)

(航空運送事業の用に供される航空機(最大離陸重量が5.7トンを超える飛行機又は路線を定めて旅客の輸送を行うもの)
No.
発生日 運航者 航空機型式 便名 出発地 目的地 着陸地 概要 備考

1.

2月1日

ANAウイングス

ボンバルディア式DHC-8-402型

ANA1837

中部国際空港

秋田空港

中部国際空港

上昇中、失速警報装置に不具合が発生したことを示すライトが点灯したため引き返した。

 

2.

2月1日

日本航空

ボーイング式777-300ER型

JAL408

フランクフルト

成田国際空港

新千歳空港

飛行中、乗員用の酸素供給装置の圧力が低下したことを示す計器表示があったため、目的地を変更した。

 

3.

2月3日

日本トランスオーシャン航空

ボーイング式737-400型

JTA61

福岡空港

那覇空港

那覇空港

飛行中、第1エンジン側の電源系統に不具合が発生したことを示すライトが点灯した。補助動力装置の発電機の使用を試みたが補助動力装置が始動しなかったため、航空交通管制上の優先権を要請し着陸した。

 

4.

2月4日

中国南方航空

ボーイング式737-800型

CSN386

成田国際空港

広州

成田国際空港

上昇中、第2エンジンの燃料フィルターのつまりを示すライトが点灯したため引き返した。

 

5.

2月5日

全日本空輸

ボーイング式767-300型

ANA1163

東京国際空港

ソウル(金浦)

東京国際空港

飛行中、副操縦士席側のピトー管の防氷装置に不具合が発生したことを示す計器表示があったため引き返した。

 

6.

2月6日

アトラス航空

ボーイング式747-400型

GTI4643

台北

アンカレッジ

成田国際空港

飛行中、胴体後方の貨物室扉の固定装置に不具合が発生したことを示す計器表示があったため目的地を変更した。

 

7.

2月6日

デルタ航空

エアバス式A330-300型

DAL283

成田国際空港

バンコク

成田国際空港

飛行中、右側後方の扉が開いていることを示す計器表示あったため、航空交通管制上の優先権を要請のうえ引き返した。

 

8.

2月7日

全日本空輸

ボーイング式737-800型

ANA1789

関西国際空港

函館空港

新千歳空港

飛行中、高揚力装置(フラップ)に不具合が発生したため目的地を変更した。

 

9.

2月8日

天草エアライン

デ・ハビランド式DHC-8-103型

AHX107

天草飛行場

福岡空港

天草飛行場

飛行中、第2エンジン側の発電機に不具合が発生したことを示すライトが点灯したため引き返した。

 

10.

2月8日

日本航空

ボーイング式777-200型

JAL531

東京国際空港

新千歳空港

新千歳空港

着陸後、誘導路A5へ離脱する際、降雪による視界不良のため当該誘導路上で停止し、牽引車による駐機場への牽引を要請した。その後、牽引車により駐機場へ移動するまでの間、滑走路が閉鎖された。

 

11.

2月9日

日本エアコミューター

サーブ式SAAB340B型

JAC3723

鹿児島空港

奄美空港

鹿児島空港

離陸直後に高揚力装置(フラップ)に不具合が発生したため引き返した。

 

12.

2月9日

大韓航空

ボーイング式777-200型

KAL031

ソウル(仁川)

ダラス

成田国際空港

飛行中、第1エンジンの防氷系統に不具合が発生したことを示す計器表示があったため目的地を変更した。

 

13.

2月9日

ANAウイングス

ボーイング式737-500型

ANA2146

福岡空港

成田国際空港

福岡空港

離陸し、脚上げ操作を実施したが、レバーが上がらなかったため引き返した。

 

14.

2月11日

アエロメヒコ航空

ボーイング式767-200型

AMX057

成田国際空港

メキシコ

成田国際空港

離陸し、脚上げ操作を実施したが、前脚の格納扉が確実に閉じられていないことを示すライトが点灯したままであったため引き返した。

 

15.

2月16日

ANAウイングス

ボンバルディア式DHC-8-402型

ANA1837

中部国際空港

秋田空港

中部国際空港

飛行中、機体前方の貨物室扉が確実に閉じられていないことを示す計器表示があったため引き返した。

 

16.

2月17日

ジェイエア

ボンバルディア式CL-600-2B19型

JAL2835

新千歳空港

花巻空港

新千歳空港

離陸直後にステアリングに不具合が発生したことを示す計器表示があったため引き返した。

 

17.

2月19日

ジャルエクスプレス

ボーイング式737-800型

JAL1601

東京国際空港

広島空港

東京国際空港

飛行中、機長席側と副操縦士席側との間で速度計及び高度計の指示値に差異が発生したため、航空交通管制上の優先権を要請のうえ引き返した。

 

18.

2月19日

全日本空輸

ボーイング式737-800型

ANA280

徳島飛行場

東京国際空港

中部国際空港

飛行中、第2エンジンの抽気系統の不具合が発生したことを示すライトが点灯したため目的地を変更した。

 

19.

2月19日

全日本空輸

ボーイング式777-300型

ANA34

大阪国際空港

東京国際空港

大阪国際空港

離陸直後に3つある油圧系統のうち1つの油圧系統の作動油量が低下したことを示す計器表示があったため引き返した。

 

20.

2月21日

北海道エアシステム

サーブ式SAAB340B型

NTH891

函館空港

奥尻空港

札幌飛行場

飛行中、機長席側のピトー管の防氷装置に不具合が発生したことを示すライトが点灯したため目的地を変更した。

 

21.

2月22日

琉球エアーコミューター

ボンバルディア式DHC-8-103型

RAC854

奄美空港

那覇空港

那覇空港

飛行中、副操縦士席側の操縦室窓にひび割れが発生したため航空交通管制上の優先権を要請のうえ着陸した。

 

22.

2月24日

ジェイエア

エンブラエル式ERJ170-100STD型

JAL377

東京国際空港

北九州空港

北九州空港

着陸した際、ステアリングに不具合が発生したため滑走路上で停止した。牽引車により当該機を移動するまでの間、滑走路が閉鎖された。

 

23.

2月26日

琉球エアーコミューター

ボンバルディア式DHC-8-103型

RAC883

那覇空港

久米島空港

那覇空港

飛行中、補助油圧系統に不具合が発生したため引き返した。

 

注 :

自社の乗員訓練や機体の試験等を実施中に発生したもの、鳥衝突、被雷等によるものは含まない。

注2:

外国航空会社のものは、初期報に基づくもの。



お問い合わせ先

国土交通省航空局安全部運航安全課
電話 :03-5253-8111(内線50122)

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