航空：イレギュラー運航の発生状況（平成３１年３月） - 国土交通省

イレギュラー運航の発生状況（平成３１年３月）

(航空運送事業の用に供される航空機(5.7トンを超える飛行機又は路線を定めて旅客の輸送を行うもの)

No.	発生日	運航者	航空機型式	便名	出発地	目的地	着陸地	概要	備考
1.	3月9日	日本エアコミューター	サｰフﾞ式SAAB340B型	JAC3785	鹿児島空港	喜界空港	鹿児島空港	飛行中、第2（右側）エンジンのプロペラの除氷装置に不具合が発生したことを示すライトが点灯したため引き返した。
2.	3月14日	日本航空	ホﾞｰインクﾞ式767-300型	JAL625	東京国際空港	熊本空港	東京国際空港	飛行中、機長席側と副操縦士席側との間で高度計の指示値に差が生じたことを示す計器表示があったため引き返した。
3.	3月21日	中華航空	ホﾞｰインクﾞ式747-400F型	CAL5148	関西国際空港	アンカレッジ	成田国際空港	離陸し、脚上げ操作を実施したが、前脚が確実に格納されていないことを示す計器表示があったため、目的地を成田国際空港に変更した。
4.	3月23日	全日本空輸	ホﾞｰインクﾞ式787-9型	ANA217	東京国際空港	ミュンヘン	東京国際空港	飛行中、第2（右側）エンジンの振動が高いことを示す計器表示があったため引き返した。
5.	3月22日	バニラ・エア	エアハﾞス式A320-214型	VNL105	成田国際空港	台北（桃園）	成田国際空港	飛行中、ピトー管の防氷系統に不具合が発生したことを示す計器表示があったため引き返した。
6.	3月24日	全日本空輸	ホﾞｰインクﾞ式787-8型	ANA180	成田国際空港	メキシコ・シティ	成田国際空港	上昇中、機長席側と副操縦士席側との間で高度計の指示値に差が発生するとともに、防氷系統等に不具合が発生したことを示す計器表示があったため引き返した。
7.	3月25日	春秋航空日本	ホﾞｰインクﾞ式737-800型	SJO1021	成田国際空港	重慶	成田国際空港	上昇中、二系統ある空調系統のうち右側の空調系統に不具合が発生したことを示すライトが点灯したため引き返した。
8.	3月25日	全日本空輸	ホﾞｰインクﾞ式787-8型	ANA179	メキシコ・シティ	成田国際空港	メキシコ・シティ	離陸直後、,通常は運航中に使用しないメインバッテリーが使用されていることを示す計器表示があったため引き返した。
9.	3月26日	エアージャパン	ホﾞｰインクﾞ式767-300型	ANA8504	天津	成田国際空港	天津	上昇中、高揚力装置（フラップ）に不具合が発生したことを示す計器表示があったため引き返した。
10.	3月21日	エアージャパン	ホﾞｰインクﾞ式767-300F型	ANA8517	成田国際空港	上海（浦東）		ANA8517がプッシュバック中、当該機付近のエプロン誘導路上に停止していたFDX5015に接触し、両機とも機体を破損した。
11.	3月31日	全日本空輸	ホﾞｰインクﾞ式777-300ER型	ANA10	成田国際空港	ニューヨーク	東京国際空港	飛行中、抽気系統に不具合が発生したことを示す計器表示があったため、目的地を東京国際空港に変更した。

国土交通省航空局安全部運航安全課: 電話 :03-5253-8111（内線50122）