第1編 - 3章 重みづけ手法による総合評価
4. 評価項目ごとの評価方法
各評価項目ごとに、5点を最高点とした点数で各地域を評価した。
なお、より詳細な評価方法を知りたい場合は、国会等移転審議会事務局までお問い合わせ下さい。
TEL:03-5253-8365
Fax:03-5253-1573
e-mail:itenka@mlit.go.jp
(1)−1 国土構造改編の方向
1) 評価方法
首都機能の移転が、我が国の国土構造に与える影響について地域ごとに評価する。
なお、本項目については、国土構造に関する検討会の検討結果を踏まえて作成された評価要素に沿って、国会等移転審議会委員が各地域を評価する。
2) 評価基準
- 5:移転による国土構造改編の効果の期待が総じて非常に大きい。
- 4:移転による国土構造改編の効果の期待が総じて十分大きい。
- 3:移転による国土構造改編の効果の期待が総じて大きい。
- 2:移転による国土構造改編の効果の期待が総じてやや小さい。
- 1:移転による国土構造改編の効果の期待が総じて小さい。
(1)−2 東京の過密の緩和(企業立地の観点から)
1) 評価方法
企業アンケートから、移転後の東京圏の企業立地ポテンシャル変化及び東京に本社を置く企業の移転先への立地意向により、企業従業者の人口流動の可能性を検討し、評価する。
2) 評価基準
- 5:東京の過密の緩和への寄与が極めて大きいと考えられる。
- 4:評価5と3の間。
- 3:東京の過密の緩和に一定程度寄与すると考えられる。
- 2:評価3と1の間。
- 1:東京の過密の緩和への寄与が極めて小さいと考えられる。
(2)文化形成の方向
1) 評価方法
首都機能の移転が、我が国の文化形成に与える影響につい地域ごとに評価する。
なお、本項目については、文化に関する検討会の検討結果を踏まえて作成された評価要素に沿って、国会等移転審議会委員が各地域を評価する。
2) 評価基準
- 5:移転による文化形成の効果の期待が総じて非常に大きい。
- 4:移転による文化形成の効果の期待が総じて十分大きい。
- 3:移転による文化形成の効果の期待が総じて大きい。
- 2:移転による文化形成の効果の期待が総じてやや小さい。
- 1:移転による文化形成の効果の期待が総じて小さい。
(3)新しい情報ネットワークへの対応容易性(ネットジェネレーションの視点から)
1) 評価方法
情報の発信量及び利用量に係るデータ等に基づき、ネットジェネレーションの情報行動の容易性を中心とした新しい情報ネットワークへの対応の容易性を評価する。
2) 評価基準
- 5:新都市での諸活動を実際に担うこととなるネットジェネレーションにとって望ましい立地の視点からみて、新しい情報ネットワークへの対応が非常に容易である。
- 4:かなり容易である。
- 3:容易である。
- 2:やや容易である。
- 1:容易でない。
(4)大規模災害時の新都市と主要都市間の情報・交通の確保
1) 評価方法
大規模な地震・火山災害発生時における新都市と主要都市間の情報・交通への影響の程度について、影響地域を回避するルートの通常ルートに対する迂回度合いに災害発生頻度等を加味して評価する。
2) 評価基準
- 5:新都市と主要都市間の情報・交通はほぼ確保される可能性が高い。
- 4:新都市と主要都市間の情報・交通はやや影響を受ける可能性が高い。
- 3:新都市と主要都市間の情報・交通は影響を受ける可能性が高い。
- 2:新都市と主要都市間の情報・交通はかなりの影響を受ける可能性が高い。
- 1:新都市と主要都市間の情報・交通は大きな影響を受ける可能性が高い。
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