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I. 検討の目的・方針

2.検討の方針

(1)新都市の持つべき機能とそれらが与える影響等の整理

ここでは、文化的側面において、首都機能の移転先新都市が与える影響を検討するに際して、まず、新都市の持つべき機能の整理を試み、その上で、このような機能を持った新都市が与える影響等を検討することとした。
この際、「首都機能移転に係る文化的側面に関する報告」を踏まえつつ、諸外国の首都機能に関連する機能の事例、諸外国大使館及び専門家からのヒアリングの結果、アンケート調査の結果も参考にして、上記報告に対して追加的・補完的に、検討会において論じられた点について、改めて整理することとした。

(2)新都市の所在地別にみた首都機能移転が文化的側面で与える影響の整理

「首都機能移転に係る文化的側面に関する報告」では、主として、新都市のたたずまい等に関する検討成果が述べられており、新都市の所在地別に、その特性に着目した整理までは行われていない。
このため、文化的側面において、移転先候補地の選定に資することを目的として、今回の検討においては、新都市の所在地別にみた首都機能移転の影響を整理することとする。
しかしながら、本検討の対象は、人によって様々な捉え方が可能なものであり、加えて、新都市の具体的な都市像(新都市の規模・形態、新都市建設の進め方等)が明確でない段階での検討であるため、こうした特性の整理を行うことは必ずしも容易ではない。
このため、本検討では、大学、経済界(日本青年会議所)、地方自治体(調査対象地域、東京都を除く)を対象とするアンケート調査を実施することによって、将来の日本の文化的方向、政治行政のイメージ、ライフスタイル・ワークスタイル等について、新都市の所在地別にみた首都機能移転が与える影響について、おおむねの特性を相対的に把握することとした。
また、諸外国大使館及び専門家からのヒアリングの結果等も参考にすることとした。

(注)本検討における「文化」とは、芸術、学術だけでなく、ライフスタイルやワークスタイル、政治経済社会における諸活動、さらにはそれらの根底にあるものの考え方、価値観、規範・美意識等までを含むものである。

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