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地形の良好性に係る概略的な検討について(概略版) 平成11年1月

4.評価手法の検討

(1)評価因子の評点づけ

本検討の評価因子の評点づけは原則5段階評価としたが、因子の特性によって5段階以外の限界的条件、制限的条件を加えた。

1) 5段階評価

評点の付け方は原則として5段階評価とした。標高、傾斜など連続量で表わされる間隔尺度分級因子については最大値、最小値を5段階区分して評点を付けた。

地形のように火山地、丘陵地などの特性に基づいて区分される面的尺度分級因子については、評価項目からみて、最も優れた特性から最も劣る特性まで5段階区分して評点をつけた。

2) 限界的条件及び制限的条件の設定

限界的条件(Z)
原則として5段階評価を行ったが、特定の評価因子において評価項目からみたとき、著しい問題がある場合には、他の評価因子の評価が高くても問題のある地域となる。このため、5段階区分を意味あるものとする観点から評価の対象外として扱う区分を設定し、その区分を「限界的条件」と呼び評点Zを与えることとした。
制限的条件(Y)
起伏量区分から評価すると限界的条件(Z)に近いが、表層地質の固結度が低い場合には、両因子からみた造成容易性の評価が高まる。
このような場合に限界的条件のみでは無条件で評価対象から外されてしまうことになるので、区分に「制限的条件」を加え、評点Yを与えることとした。

評価フローの図

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