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第2編 首都機能移転による災害対応力の強化に係る検討

3) 検討結果
(1)で挙げた27の地震ごとに、各調査対象地域と東京等4都市の連携確保性を評価した。
その結果は、概ね次のとおりである。

(1)今後数百年以内に発生する可能性がある6地震についての検討結果

ア.道路
各調査対象地域・東京間については、中央地域よりも北東地域の方が相対的に連携確保性が高い傾向にある。
東京以外の仙台、名古屋、大阪との連携については、部分的に特徴は散見されるものの、全体的に大きな地域差は見られない。

イ.鉄道
各調査対象地域・東京間については、中央地域よりも北東地域の方が相対的に連携確保性が高い傾向にある。
東京以外の仙台、名古屋、大阪との連携については、仙台に対しては中央地域よりも北東地域、名古屋・大阪に対しては逆に北東地域よりも中央地域の方が相対的に連携確保性は高い傾向があり、これは、地域間の距離差を反映したものと考えられる。

(2)その他の21地震についての検討結果
道路・鉄道ともほぼ同様の傾向があり、各調査対象地域・東京間については、中央地域よりも北東地域の方が相対的に連携確保性が高く、細かく検討すると、三重・畿央地域で連携確保性が低くなる傾向にある。
東京以外の仙台、名古屋、大阪との連携については、仙台に対しては北東地域、名古屋に対しては東海地域、大阪に対しては三重・畿央地域がそれぞれ連携確保性が高くなる傾向が見受けられるものの、際立った傾向があるとまではいい切れない。

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