火山現象 降下火砕物 (火山灰等) | |
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北東地域 (宮城県) |
【蔵王山について】
・数百年に1回程度の噴火では調査対象地域の全域が1cm以上の降下火砕物に覆われる可能性があり、そのうち蔵王山火口から半径10kmまでの東側山麓を中心に10cm以上の降下火砕物に覆われる可能性がある。 ・数千年に1回程度の噴火では調査対象地域の全域が1cm以上の降下火砕物に覆われる可能性がある。また、調査対象地域の半分程度が10cm以上の降下火砕物に覆われる可能性があり、そのうち蔵王山の山体部は100cm以上の降下火砕物に覆われる可能性がある。 ・数万年に1回程度の噴火では調査対象地域の全域が10cm以上の降下火砕物に覆われる可能性があり、そのうち蔵王山火口の東側を中心に半径20km程度の地域では100cm以上の降下火砕物に覆われる可能性がある。 |
北東地域 (福島県) |
【福島県北部で影響範囲が最大の安達太良山について】
・数百年に1回程度の噴火では調査対象地域の北部全域及び南部の半分程度が1cm以上の降下火砕物に覆われる可能性があり、そのうち安達太良山火口から半径10kmまでの東側山麓を中心に10cm以上の降下火砕物に覆われる可能性がある。 ・数千年に1回程度の噴火では調査対象地域の全域が1cm以上の降下火砕物に覆われる可能性がある。また、調査対象地域の北部の多く及び南部の一部が10cm以上の降下火砕物に覆われる可能性があり、そのうち安達太良山の山体部は100cm以上の降下火砕物に覆われる可能性がある。 ・数万年に1回程度の噴火で調査対象地域のほぼ全域が10cm以上の降下火砕物に覆われる可能性があり、そのうち安達太良山火口の東側を中心に半径20km程度の地域では100cm以上の降下火砕物に覆われる可能性がある。 【福島県南部で影響範囲が最大の那須岳について】 ・数千年に1回程度の噴火では調査対象地域の全域が1cm以上の降下火砕物に覆われる可能性がある。また、調査対象地域の南部の一部が10cm以上の降下火砕物に覆われる可能性があり、そのうち那須岳の山体部は100cm以上の降下火砕物に覆われる可能性がある。 ・数万年に1回以下の噴火では調査対象地域のほぼ全域が10cm以上の降下火砕物に覆われる可能性があり、そのうち那須岳火口の東側を中心に半径20km程度の地域では100cm以上の降下火砕物に覆われる可能性がある。 |
北東地域 (栃木県) |
【影響範囲が最大の那須岳、高原山について】
・両火山とも数百年に1回程度の噴火では調査対象地域のほぼ全域が1cm以上の降下火砕物に覆われる可能性があり、そのうち那須岳火口又は高原山火口から半径10kmまでの東側山麓を中心に10cm以上の降下火砕物に覆われる可能性がある。 ・両火山とも数千年に1回程度の噴火では調査対象地域の全域が1cm以上の降下火砕物に覆われる可能性がある。また、調査対象地域の半分程度が10cm以上の降下火砕物に覆われる可能性があり、そのうち那須岳又は高原山の山体部は100cm以上の降下火砕物に覆われる可能性がある。 ・両火山とも数万年に1回程度の噴火では調査対象地域の全域が10cm以上の降下火砕物に覆われる可能性があり、そのうち那須岳火口又は高原山火口の東側を中心に半径20km程度の地域では100cm以上の降下火砕物に覆われる可能性がある。 |
北東地域 (茨城県) |
【影響範囲が最大の高原山について】
・数百年に1回程度の噴火では調査対象地域の北西端が1cm以上の降下火砕物に覆われる可能性がある。 ・数千年に1回程度の噴火では調査対象地域の一部が10cm以上の降下火砕物に覆われる可能性があるが、10cm以上の降下火砕物に覆われる可能性はほとんどない。 ・数万年に1回程度の噴火では調査対象地域のほぼ全域が10cm以上の降下火砕物に覆われる可能性がある。 |
中央地域 | 【影響範囲が最大の御嶽山について】
・数百年に1回程度の噴火では調査対象地域(東海地域)の北端が1cm以上の降下火砕物に覆われる可能性がある。 ・数千年に1回程度の噴火では調査対象地域(東海地域)の北半分程度は1cm以上の降下火砕物に覆われる可能性がある。そのうち、北部のごく一部が10cm以上の降下火砕物に覆われる可能性がある。 ・数万年に1回程度の噴火では東海地域、三重・畿央地域とも調査対象地域の全域が1cm以上の降下火砕物に覆われる可能性がある。そのうち、東海地域の北部は10cm以上の降下火砕物に覆われる可能性がある。 |