ブラジリア2

ジェット機の胴体に当る部分に行政施設、文化施設、レクリエーション施設が配置され、翼に当る部分に住宅やコミュニティ施設が配置されている。胴体の先端部分は操縦席を意味して、国会議事堂、大統領府、最高裁判所が建ち並ぶ、モダンなデザインで施設が構成されている。

国会議事堂の2つの議場はお椀をふせたデザインがなされ、その真中にオフィス棟がツインタワーで建ち並ぶ。これら主要な首都の施設の設計は、ブラジルのモダニズムの建築家オスカー・ニーマイヤひとりによって行われ、同じ様式のデザインで整然と建物が並ぶ単調な景観が特徴となっている。

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