ホーム >> 政策・仕事 >> 国土計画 >> 国会等の移転ホームページ >> 各種情報提供サービス >> ニューズレター「新時代」 >> ニューズレター「新時代」 第45号(平成16年3月)

国会等の移転ホームページ

ニューズレター「新時代」 第45号(平成16年3月) 一緒に考えましょう、国会等の移転

国会の動き

2月19日(木曜日)、国会等の移転に関する政党間両院協議会(第5回)が開催されました。
今回の協議会では、新メンバーが決まったことから、まず、衆・参国会等の移転に関する特別委員会における中間報告までの経過及び政党間両院協議会のこれまでの経過について説明がありました。
赤城衆議院座長から、本協議会の協議内容としては中間報告を受けて国会移転について国会の意思を問う方法ということであり、今後協議していきたい旨の話がありました。
出席者からは、国会議員として責任を持って決めるべきである、などの発言がありました。

国会等の移転に関する政党間両院協議会の構成

<衆議院>11名
赤城徳彦君(自民)<座長>
蓮実進君(自民)
岩永峯一君(自民)
小林興起君(自民)
木村隆秀君(自民)
一川保夫君(民主)<副座長>
玄葉光一郎君(民主)
安住淳君(民主)
伴野豊君(民主)
西博義君(公明)
穀田恵二君(共産)

<参議院>11名
沓掛哲男君(自民)<座長>
溝手顕正君(自民)
小斉平敏文君(自民)
山下善彦君(自民)
扇千景君(自民)
山下八洲夫君(民主)<副座長>
羽田雄一郎君(民主)
広野ただし君(民主)
渡辺孝男君(公明)
井上哲士君(共産)
渕上貞雄君(社民)


「オンライン講演会」を開催しています

国土交通省の国会等の移転ホームページでは、これまで学界、経済界等各界の有識者を講師にお招きして講演会を開催しています。1月以降、新たに下記の講演を追加しましたので、是非ご覧下さい。
(ホームページアドレス:http://www.mlit.go.jp/kokudokeikaku/iten/onlinelecture/index.html

小柴 昌俊氏(東京大学名誉教授)
大正15年愛知県生まれ。昭和45年東京大学教授。昭和49年東京大学高エネルギー物理学実験施設(現東京大学素粒子物理国際研究センター)長。昭和62年定年退官し、東京大学名誉教授。その後、東海大学教授を経て、現在東京大学素粒子物理国際研究センター参与。日本学士院会員。
ノーベル物理学賞(平成15年)のほか、文化功労賞(昭和63年)、日本学士院賞(平成元年)、文化勲章(平成9年)、Wolf賞(平成12年)など受賞多数。

小柴 昌俊氏の写真テーマ:「国費を使った事業に求められること」
項目

  • 政府がやるべきことと基礎科学
  • 実績を積み重ねることの重要性
  • 学生たちに必ず言ってきたこと
  • 日本の将来を考える
  • 東京の無駄をなくす方法
  • 科学的認識による首都機能移転
  • トライ・アンド・エラーでは難しい首都機能移転
  • 無駄のない分散による首都機能移転を

溝上 恵氏(東京大学名誉教授)
昭和15年新潟県生まれ。地震予知観測情報センター長、和歌山微小地震観測所所長を経て、昭和60年東京大学地震研究所教授。平成9年定年退官し、東京大学名誉教授。平成8年より地震防災対策強化地域判定会長を務めるほか、国会等移転審議会委員、中央防災会議委員などを歴任。

溝上 恵氏の写真テーマ:「日本における防災対策の必要性と国会等の移転」
項目

  • 地震と津波から見た日本
  • 一般国民の命を守る防災対策の必要性
  • 首都圏の地震と防災対策
  • 有効な防災対策の基礎は住民の意識
  • 国会等の移転における防災の位置付け
  • 国会等の移転では、100年先を見据えた議論を
  • 若い世代こそが議論すべき国会等の移転

高橋 進氏((株)日本総合研究所理事)
昭和28年生まれ。昭和51年住友銀行に入行。平成2年から日本総合研究所調査部主任研究員、平成8年から調査部長、平成16年から現職。アジア経済、日本経済・金融の調査を担当。平成12年より早稲田大学大学院客員教授、平成15年より近畿大学客員教授。現在、財務省アドバイザリー・グループ・メンバー、21世紀臨調「新しい日本を作る国民会議」運営委員等。

高橋 進氏の写真テーマ:「構造改革特区による首都機能移転と地方の再生」
項目

  • 東京への一極集中と都市国家化
  • 地方再生の二つのパターン
  • 「構造改革特区」と首都機能移転
  • 構造改革特区による地方の自立の可能性
  • 改革の起爆剤としての首都機能移転
  • 一極集中による負の効果
  • 非効率をめぐる視点の転換
  • 21世紀型の社会の姿

トピックス

最近の国会等の移転に関する各地域の主な動き
  • 福島県が、2月12日、石川町総合体育館において、福島県首都機能移転地域懇談会を開催。石川町長をはじめ3町2村から約50名が参加。
    懇談会では、福島県より、「首都機能移転をめぐる情勢」等の説明が行われ、参加者との意見交換が行われた。
  • 栃木県では、2月20から22日、とちぎ花フェスタ2004実行委員会(栃木県、真岡市他)主催により、真岡市総合体育館において、「とちぎ花フェスタ2004inもおか」が開催。会場に「国会等移転情報コーナー」が設置され、国会等移転に関するパネルの展示、パンフレットの配布等を実施。
  • 岐阜県では、2月25日、岐阜県、岐阜新聞・岐阜放送、岐阜県市長会、岐阜県町村会主催により、「首都機能移転を考える会議」が開催。県内の女性を中心に約250名が参加。今年で5回目となる今回は、岐阜東濃地域を見学し、セラミックパークMINO(岐阜県多治見市)において、講師に李朝風水師の李家幽竹(りのいえゆうちく)さんを招いた講演会「風水で見た都市のあり方」を実施。
  • 伊賀地域首都機能移転推進協議会、三重・畿央地域首都機能移転甲賀・東近江推進委員会の主催(三重県、滋賀県共催)により、2月5日及び6日、大阪駅前地下街「ディアモール大阪」D´s Square(ディーズスクエア)に啓発ブースが設置され、首都機能移転推進のPR活動を行った。
  • 移転先候補地三地域が2月27日、関係8府県知事連名で「国会等の移転に関する政党間両院協議会におかれましては、平成2年の『国会等の移転に関する決議』及び平成4年制定の『国会等の移転に関する法律』の原点に立ち返り、国の責務を認識されるとともに、昨年の通常国会で衆議院並びに参議院の特別委員会が「移転を実現すべし」とした中間報告を十分に尊重され、各政党が責任を持ち検討を進め、移転実現に向けた具体的な方向性を早急に明示されるよう強く要望いたします。」と求めた要望書を両院協議会に提出(全国会議員にも郵送予定)。
「新時代」へのご意見・ご感想を募集しています!

「新時代」をご愛読いただき、ありがとうございます。
これまで「新時代」では、国会等の移転について、国会等の移転に関する政党間両院協議会等の国会における検討状況や、国、地方公共団体、民間団体等の広報や研究等の様々な活動、又、韓国における新行政首都の移転等の諸外国の動向などの多様な話題をお届けするよう努めてまいりました。
国土交通省首都機能移転企画課では、「新時代」のさらなる充実に努めてまいりたいと考えております。
つきましては、今後「新時代」の中で取り上げてほしい内容、テーマやご意見・ご感想がございましたら、下記までご連絡願います。

ページの先頭へ