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Webニューズレター新時代Vol.68 〜一緒に考えましょう、国会等の移転〜

世界の首都機能移転

2010年完成目前のマレーシアの行政都市プトラジャヤ

マレーシアはマレー半島南部と、ボルネオ島北部の2州から成り、2,657万人の人口を有する多民族国家です。首都・クアラルンプールは、中心部の過密化が進み、交通渋滞が激化したことに加え、行政機関が市内に散在して効率性が悪いため、1993年、行政機関の多くを20km南方のプトラジャヤに移転することが決まりました。プトラジャヤの建設は1995年に始まり、2010年までに一部の省庁を除く全行政機関の移転が完了する予定で、現在も着々と工事が進んでいます。

隣接するサイバージャヤには多くのIT企業を誘致し、新情報都市としての発展が期待されています。そして、これらの都市群と近郊の国際空港を含む東西15km・南北50kmの回廊地帯に高度情報基盤都市地域をつくり上げる「マルチメディア・スーパーコリドー計画」が2020年の完成を目指して進行中です。

首相官邸(プトラジャヤ)

首相官邸(プトラジャヤ)

大通り沿いの政府省庁ビル群(プトラジャヤ)

大通り沿いの政府省庁ビル群(プトラジャヤ)

一方、国会(二院制)は王宮と共にクアラルンプールに残ることになっています。1963年に竣工した3階建ての国会議事堂は、隣り合った17階建てのタワー(国会事務局など)とともに、日差しを調節するレース編みのような装飾に覆われています。

国会議事堂(クアラルンプール)

国会議事堂(クアラルンプール)

国会議事堂に隣接するタワー棟(クアラルンプール)

国会議事堂に隣接するタワー棟(クアラルンプール)

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