東海観光交流圏形成推進モデル調査 |
1.趣 旨
愛知県、岐阜県、三重県の東海環状自動車道等の幹線道路沿線地域は、自然の景勝地、歴史遺産等に恵まれた地域であるとともに、日本有数の産業集積地であることから、近代から現代に至る産業の発展過程で生まれた歴史的文化的価値の高い産業文化財が豊富に存在する地域でもある。例えば、窯業では各県に常滑焼、瀬戸焼、美濃焼、萬古焼の産地があり、陶磁器の産地として一体的に特色付けられている。こうした共通の地域特性を有しているにも関わらず、国内観光客誘致では各県が競合関係にあるため、これまで広域的な観光交流圏づくりが行われて来なかった。この調査は、東海3県の広域的かつ総合的な観光交流圏づくりを推進するため、「骨太2004方針」において「観光戦略の強化」が示されたことを契機として、「観光立国行動計画(平成15年7月31日)」の趣旨に基づき実施するものであり、外国人観光客の受入を視野に入れた住民参加型の地域づくりや「産業観光」をモデルケースとした統一的な情報発信及び推進主体相互の広域連携についての効果的な方策を模索・実践するとともに、こうした取り組みが地域の観光振興の担い手にもたらす意識の変化を把握しようとするものである。
2.事業概要
(1)連携強化方策の検討
専門家の助言・指導を得つつ、関係者が相互に連携・協力できる体制を構築するための検 討を行う。
(2)地域づくり方策の検討
統一デザインの多言語による観光案内パネルの掲示や多言語コールセンターを通じ、効果 的な受入体制のあり方を検討する。
(3)情報発信強化方策の検討
多言語統一ホームページ・パンフレットによるPR手法を検討する。
(4)地域づくりフォーラムの開催
(1)から(3)の全ての調査・検討結果を踏まえ、調査関係者による討論と専門家による地域づ くりに向けた提言を得る。
各調査の成果を相互に活用することによる相乗効果により、より高い成果を得ることができ るよう実施面で工夫する。
3.問い合わせ先
◎国土交通省国土計画局大都市圏計画課 |
国土交通省中部運輸局 |
国土交通省総合政策局観光地域振興課 |
国土交通省中部地方整備局 |
経済産業省商務情報政策局 |
経済産業省中部経済産業局 |
4.報告書
集成版(PDF 1,917KB)
中部運輸局担当分
報告書1(PDF 1,853KB)
報告書2(PDF 3,554KB)
中部経済産業局担当分
報告書1(PDF 2,417KB)
報告書2(PDF 1,098KB)
報告書3(PDF 2,476KB)
報告書4(PDF 1,245KB)
報告書5(PDF 1,432KB)