近畿圏の人口・住宅フレーム

1.人 口

(1)近畿圏の人口

 我が国の人口は2007年をピークに減少に転じると予想される(国立社会保障人口問題研究所推計)中で、多軸型国土構造の形成、多自然居住地域の創造等に関連する諸施策が講じられることを通じて、東京一極・太平洋ベルト地帯への依存傾向が緩和する。
 このような状況の中で、近畿圏の人口は、1995年の2,330万人から、2007年に2,367万人のピークに達し、2015年には1995年と比べて14万人増の2,344万人と見込まれる。
 

(2)年齢別構成

  1. 近畿圏の生産年齢人口(15〜64歳)は、1995年の1,639万人から2015年には1,420万人に減少する見込みである。
  2. 近畿圏の年少人口(0〜14歳)は、1995年の368万人から2015年には339万人にやや減少する見込みである。
  3. 近畿圏の老年人口(65歳以上)は、1995年の322万人から2015年には584万人に急増する見込みである。
(3)一般世帯数
  1. 近畿圏の一般世帯数は、世帯あたり人員の減少による世帯の細分化もあり、1995年の815万世帯から2015年の948万世帯に増加する見込みである。
  2. とくに、高齢化の進展とあいまって、近畿圏の高齢単独世帯(世帯主が65歳以上の単独世帯)は、1995年の45万世帯から2015年の116万世帯に急増する見込みである。
2.住 宅
  1996年度から2015年度までの20年間に必要となる住宅戸数は、建替えを含め約430万戸、必要となる宅地面積は約2.9万haと見込まれる。

トップページへ