港湾には、物流・生産拠点としての機能だけではなく、自然との共生や生態系と調和した沿岸域の整備が求められています。港湾局では、このような時代の要請に応えるため、本来の港湾機能を確保しつつ、「自然環境や生態系と調和のとれた魅力あるみなとづくり」を行うための多様な環境技術開発に取り組んでいます。
主に、技術開発は各地方整備局の技術調査事務所(環境課)および「
国土技術政策総合研究所
」(環境調査、研究)、
(独)
港湾空港技術研究所
が行っています。
閉鎖性水域湾奥部では海水交換率が低く、汚濁物質の流入負荷量が大きいため、底層の貧酸素化等により、水質が悪化し易い傾向にあります。このため、重い下層水を上層に移行することにより、酸素が豊富な上層水を取り込みながら等密度層へ拡散する混合循環による水質改善の技術開発を行っています。
自然エネルギーである潮流を利用した鉛直循環工法などの新たな水質改善技術の開発や湾内の流れを促進させ外海との海水交換が図られる構造物の技術開発を行っています。
東京湾における各種海域環境に関する基礎情報の閲覧や、環境関連の資料中に用いられる図表の作成も行える「環境情報管理支援システム」を開発し、機能の拡張を図っています。
このほか、各地方整備局港湾空港技術調査事務所では自然環境に関する種々の調査を実施しています。
東北地方整備局
仙台港湾空港技術調査事務所
関東地方整備局
横浜港湾空港技術調査事務所
北陸地方整備局
新潟港湾空港技術調査事務所
中部地方整備局
名古屋港湾空港技術調査事務所
近畿地方整備局
神戸港湾空港技術調査事務所
中国地方整備局
広島港湾空港技術調査事務所
四国地方整備局
高松港湾空港技術調査事務所
九州地方整備局
下関港湾空港技術調査事務所