| 青潮 |
| 東京湾で夏から秋にかけてしばしばみられる現象で、北〜北東の風が吹いた時に表層の海水が沖へ流され、それを補うために底層の溶存酸素の欠乏した水塊が湾奥部の沿岸に湧昇して漁業などに被害を及ぼす。貧酸素水塊中の硫化物が表層で酸化されて硫黄となり、乳青色を呈することから青潮とよばれる。また、海域の赤潮現象のうち外観が緑色になるものを青潮と呼ぶ場合もある。 |
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| 赤潮 |
| 海域で特定のプランクトンが大発生し、かつ水面近くに集積することによって海水が変色(主に赤褐色)する現象を赤潮という。最近では湖沼やダム湖などの淡水域で起こるプランクトンの異常発生現象の中でも、外観が褐色や黄色味を帯びて表層水中に集積するものは淡水赤潮と呼ばれるようになってきた。赤潮は、プラシクトンのもつ毒性や溶存酸素の低下などにより魚員類をへい死させたり、生臭い臭気を発生するなどの被書をもたらすことがある。 |
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| アレロパシー[allelopathy] |
| 他感作用、遠隔作用ともいう。一つの生物の生産する物質が、離れて生活している他の生物に影響を及ぼす現象。特に植物についていう場合が多い。例えば、ある種の植物が生育する際にある物質を分泌して、同種または他種の植物が近接した地域で生育できないように妨害することがある。 |
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| 維管束 |
| 維管束は、シダ植物および種子植物の茎・葉・根などの各器官を貫いて分化した条束状の組織系のことで、管束ともいう。維管束は、木部と師部からなり、水分や体内物質移動の通路となる。 |
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| 遺存種:レリック |
| 過去の気侯、その他の環境条件から現在までこれらの変化に耐えて生き残った生物種。 |
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| 一次生産 |
| 生態系の生産者である緑色植物が太陽からの光のエネルギーを化学エネルギーとして他の消費者および分解者が利用できる有機物の形に固定すること。(基礎生産と同義) |
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| 一次生産カ |
| 植物プランクトン、底生藻類など食物連鎖の最も低位の段階にある一次生産者が光合成によって生産した有機物の、ある一定期問あたりの量。漁業生産力とは異なる。ただし、一次生産力が高い地域では、魚類などの高次の生物に対して餌の供給用が豊富となるため、漁業生産力も高くなることが多い。 |
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| 栄養塩(類) |
| 生物が正常な生活を営むのに必要な無機塩類のこと。生物生産の第一段階を担う植物が生長するときに大量に必要とされ、植物の生長・増殖の制限因子となっている物質を特に指していう。海域では窒素、リンおよびケイ素の無機塩類があげられる。 |
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| 栄養株 |
| 栄養株は、植物の栄養生殖を行う株の一つであり、地下茎や葉の一部から次代の幼苗になるもとをつくりだすものをいう。 |
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| 塩生湿地 |
| 塩分の混じる水によって湿潤な環境となっている湿地。ヨシ・アカザ類等が優占する。一般に干潟の後背部に発達することが多い。 |
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| 帯状分布 |
| 潮汐による干出時間が地盤高に応じて変化し、干出時間に対する耐性に応じて底生動物や付着動物の生息種類が帯状に分布する状態をいう。 |
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| 海草と海藻 |
| 陸上の植物と同様に維管束(いかんそく)をもち、花を咲かせて種子をつける植物のうちの水中に生育する水草のなかで、海水中に生育するものを海草と呼ぶ。一方、同じく水中に生育する維管束をもたない植物を藻類と総称し、藻類のなかで海水中に生育するものを海藻と呼ぶ。 |
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| 回転遠度 |
| ある生物種の群れや生物の群集が一定期間内で更新していく速度。一般に世代交代(子供を生んで親が死んでいくこと)の時間が早いほど、回転速度が速くなる。 |
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| 化学的酸素要求量(COD) |
| CODは、Chemical Oxygen Demandの略称。水中の有機物などを酸化剤で酸化するときに消費される酸化剤の量を酸素の量に換算したものである。CODの測定方法にはいくつかあるが、わが国では硫酸酸性で過マンガン酸カリウムにより沸騰水浴中(100度)で30分間反応させたときの消費量を測定する方法が用いられている。有機物のおおよその目安として用いられるが、2価鉄や亜硝酸塩などが存在する場合はそれらの量も測定値に含まれる。 |
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| 河口干潟 |
| 河口部に河川の運んだ砂泥が堆積して形成された干潟。 |
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| 仮根 |
| ホンダワラ科海藻の根のように、外見上は種子植物のような維管束をもった根と似ているが、実体は複雑な分化のない偽組織からなる根を仮根と呼んでいる。ホンダワラ科海藻は、最初に出る仮根の数が種類によって決まっている。この最初に出る仮根を一次仮根と呼び、その後、一次仮根の周囲からでる2番目の仮根を二次仮根と呼ぶ。 |
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| 潟湖(かたこ又はせきこ)干潟 |
| 浅海の一部が砂州、砂丘、三角州等によって外海から隔てられてできた浅い汽水域の区域に形成された干潟。 |
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| 還元的環境 |
| 酸素のない環境。有機物の分解によって消費される酸素量が供給量よりも多い状態を示す。 |
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| 気胞 |
| ホンダワラ科海藻は藻体上に気胞をもち、これが浮袋の役を果している。通常、藻体は海底から根を支えにして直立している。時化等で根が切れた場合は藻体は気胞の浮力で海面に浮き上がる。気胞の大きさや形は種によって異なり、種を分類する形質にもなっている。 |
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| 強熱減量(I.L) |
| 強熱減量は、乾燥させた試料を高温で熱したときに消失する量の割合をいう(試料中の有機物が加熱分解され、二酸化炭素などとして大気中に放出されて重量が減少する)。強熱減量の値は、試料中に含まれる有機物等のおよその目安になります。 |
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| 貴重種 |
| 調査者(事業者)側が様々な資料や知見、調査者の経験などをもとにして大切だと考える生物種。‘注目すべき種’や‘重要種’、‘特定種’といった表現をすることもある。 |
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| 魚礁 |
| 水産生物が集まる海底の隆起部、あるいは沈船やコンクリートブロックのような構造物をいう。 |
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| クリーク |
| 水路のこと。干潟などにできる水みち。 |
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| クロロフィルa |
| クロロフィルaは、植物の光合成において基本的な役割を果たしているクロロフィル(葉緑素)のひとつで、光合成細菌を除くすべての緑色植物に含まれているため、藻類の存在量の指標となる。 |
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| 懸濁物食者 |
| ろ過器官(=エラ)を用いて水中に存在しているプランクトンや懸濁粒子を摂食する生物。アサリ、ハマグリなどの二枚貝やフジツボ類などが代表例としてあげられる。 |
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| 好気的環境 |
| 酸素のある環境。有機物が分解して、酸素を奪ってもなお、生物が生息しうる酸素が存在するような環境。 |
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| 固有種 |
| 特定の地域に限定されて分布している生物種。 |
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| 酸化還元電位(ORP) |
| 酸化還元電位は、試料中の酸化性物質と還元性物質との平衡によって生ずる電位の基準となる電位の差をいう。プラスは酸化の状態、マイナスは還元の状態を示す。 |
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| 食物網、食物連鎖 |
| 多くの生物はふつう複数種の動物の食物となっており、また多くの動物は複数種の生物を食物としているものであるから、種を結ぶ食物連鎖は入り組んで複雑な網の目状になる。このようなある群集あるいは生物集団の種を結ぶ食物運鎖・食物環の全体像。 |
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| 水温 |
| 水温は、水中に溶解している物質の化学的変化や生物の活動と密接な関係があるので、水質に大きな影響を与える。水温を測ることはその水の起源−河川水、地下水、伏流水、温泉、湖沼水、排水などを判定する要素となる。 |
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| 水素イオン濃度(pH) |
pHは、水の酸性、アルカリ性の度合いを表す指標で、水素イオン濃度の逆数の常用対数となる。pHが7の時中性でそれより大きいときはアルカリ性、小さいときは酸性になる。
河川水では通常7付近であるが、海水の混入、温泉水の混入、流域の地質(石灰岩地帯など)、人為汚染(工場排水など)、植物プランクトンの光合成(特に夏期)などにより酸性あるいはアルカリ性になることがある。 |
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| 水中光量 |
光の量あるいは強さの表現方法にはいろいろある。我が国では明るさを表すもの(照度単位)としてルックス(lx)を用いてきたが、最近では、世界的傾向としてエネルギー単位で表すようになった。エネルギー単位の表現方法もいろいろあるが、単位面積、単位時間あたりのエネルギー量を示す光量子量(μE・m-2・s)、時間次元のないラングレー(ly)等が用いられている。照度単位とエネルギー単位とは原理上換算することはできないが、光源が一定していれば、ごく大まかな換算が可能である。光源が太陽光の場合、次のように換算できる。
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| スカベンジャー |
| 腐食者。動物の死骸等を食べる「掃除屋」。カニやヨコエビなど小型甲殻類が多い。 |
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| 生物生産 |
| 生物が有機物を合成すること。 |
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| 摂餌圧の低減 |
| 藻場を構成する海藻草類を餌として生活している生物を食害生物と呼び、食害生物の摂餌によるダメージを摂餌圧と呼ぶ。食害生物対策とは、食害生物の生息数と餌としての海藻草類の現存量とのバランスを保つために摂餌圧の低減を行うことである。摂餌圧の低減方法は大別して(1)海藻草類現存量の増大、(2)食害生物に食べられてもよいダミーの藻場の造成、(3)食害生物と海藻草類との隔離、(4)食害生物の除去の4つである。 |
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| 相対光強度、相対照度 |
| 水面直下の水中光量を100%とした時の水深別の水中光量百分率を相対光強度と呼ぶ。照度を用いた相対光強度を相対照度と呼ぶ。 |
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| ダイオキシン類 |
ダイオキシン類は、ポリ塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン類(PCDDs:Polychlorinated
dibenzo-p-dioxins)、ポリ塩化ジベンゾフラン類(PCDFs:Polychlorinated dibenzo
furans)に加えて、コプラナーポリ塩化ビフェニル類(Co-PCBs:Coplanar poly
chlorinated biphenyls)の化合物の総称をいう。
ダイオキシン類の毒性を表す指標としては、「pg(ピコグラム)-TEQ/g:」が用いられ、1pg-TEQ/gは概ね、東京ドーム一杯の水に角砂糖1個を溶かした程度の濃度に相当する。 |
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| 堆積物食者 |
| 底泥上に堆積している有機物を摂食する動物で、多毛類や端脚類に多い。 |
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| タイドプール |
| 潮間帯に形成される浅い池。干潮時に出現し、満潮時には水没する。稚魚やエビなどの生息に適する。潮だまりのこと。 |
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| 脱窒作用 |
| 酸化型の窒素(NO3,NO2)が還元部位に運ばれて、NO3→NO2→NO→N2O→N2といった還元反応によってN2ガスが生成される作用。 |
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| 稚仔魚 |
| 孵化後から成魚としての種の特徴を備えるようになるまでの時期の魚類。腹に栄養分をつけている状態が仔魚、これがとれると稚魚。 |
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| 窒素(全窒素:T−N) |
| 全窒素は、窒素化合物全体のことで、無機態窒素と有機態窒素に分けられる。さらに無機態窒素はアンモニウム態窒素(NH4-N)、亜硝酸態窒素(N02-N)、硝酸態窒素(NO3-N)に分けられる。有機態窒素はタンパク質に起因するものと、非タンパク性のものとに分けらる。窒素は、動植物の増殖に欠かせない元素で、富栄養化の目安になるものである。 |
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| 底生生物(ベントス) |
底生生物は、水に生息する生物を、生息場所や移動力の大小などから類別する場合の一つで、水底に生活する生物のことをいう。底生生物の他、遊泳生物(遊泳して生活するもの:ネクトン)、浮遊生物(水に浮いて生活するもの:プランクトン)などがある。底生生物は、移動性が小さく、研究も比較的進んでいるので、河川、海域などの水質汚濁を生物学的に評価する際によく使われる。
また、底生生物のうち、マクロベントスとは、ベントスの大きさによる区分のうちの一つで、通常は1〜0.5oのふるいにかけて残る大きさのものをいう。 |
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| デトリタス |
| 有機物残渣。生物の死骸などが分解して粉々になった状態の有機物。バクテリアが餌として利用する点から、生態系に与えられる栄養としても重要。 |
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| 透明度 |
| 透明度は、透明度板(セッキー円板)と呼ばれる直径30pの白色円板を水面から識別できる限界の深さをmで表したもので、水の濁りの程度を表す指標である。透明度は主に湖沼、海洋などの水深の大きい水域で測定される。 |
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| 流れ藻、寄り藻 |
| 沿岸に生育していた海藻が波浪により、または成熟して生育基盤から離れたのち、潮目などに集まっている海藻を流れ藻または寄り藻という。海藻草類の体が海水よりも軽く海面に浮いて流れているものを流れ藻(ホンダワラ類等)、海水よりも重く、海底を漂い窪みに寄り集まるものを寄り藻(コンブ類、アラメ・カジメ・ワカメ類、アオサ類等)と呼んでいる。 |
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| 苦潮 |
苦潮は、三河湾で夏から秋にかけて沿岸域の海水が青白色から青緑色に濁る現象のこと。
苦潮が発生すると、アサリなどの貝類に被害が生じる。(東京湾では、青潮と呼ばれている。) |
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| バイオターべ一ション |
| 底生動物が底泥中を移動したり、巣穴を形成、堆積物や底泥を摂食することによって、底泥が攪拌されて物質輸送が促進されたり、底泥と直上水との間の溶存物質の移動・拡散が促進されるなど、底生動物が底泥に対する作用をいう。 |
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| 配偶体 |
| 遊走子が鞭毛を失って発芽したものが配偶体で、コンブ目海藻では糸状に発芽するので糸状配偶体と呼ぶ場合もある。雄性配偶体では精子が形成され、雌性配偶体では卵が形成される。 |
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| 発芽誘引処理 |
| 播種によりアマモ場を造成する場合には、保存したアマモ種子を造成地で早く、高率で発芽させることが必要であり、そのために播種する前に、アマモ種子を水槽に入れ、砂を2〜3p被い、水温10度、塩分17〜22の海水に浸しておくと発芽が促進される。 |
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| バードサンクチュアリー |
| 野鳥の聖域。鳥獣保護区、禁猟区。 |
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| 微地形 |
| 小さな起伏や水たまりなど、ある地形の中に生じる、さらに小さな地形的要素。 |
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| 物質循環 |
| 移流、拡散などによる物理過程、食物運鎖などの生物過程を通した炭素、窒素、リンなどの物質の循環。 |
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| 浮遊物質量(SS) |
| 浮遊物質は、Suspended Solidsの略称。水中に浮遊又は懸濁している直径2o以下の粒子状物質のことで、粘土鉱物による微粒子、動植物プランクトンやその死骸、下水、工場排水などに由来する有機物や金属の沈殿物が含まれる。浮遊物質が多いと透明度などの外観が悪くなるほか、魚類のえらがつまって死んだり、光の透過が妨げられた水中の植物の光合成に影響することがある。 |
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| 胞子体 |
| 雄性配偶体から泳ぎ出た精子が雌性配偶体上の卵に到達して受精し、胞子体となる。胞子体は胞子をつくって生殖を行う生物体である。胞子体のことを造胞体、芽胞体ともいう。 |
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| 前浜干潟 |
| 河川などによって運ばれた砂泥が海に面した前浜部に堆積して形成された干潟。 |
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| ミチゲーション |
| 開発による環境への影響を、回避、最小化、矯正、低減、代償によりゼロにしようとする政策。ブッシュ大統領のこれ以上自然を壊さない「no net loss」の政治判断により1970年代後半より米国の沿岸域開発に導入されている新しい環境政策。 |
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| 無機態窒素 |
| 無機化合物の構成元素になっている窒素(硝酸塩、アンモニウム塩など)。 |
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| メソコスム |
| 自然界の一部を切り取った状況で、生物の活動を再現させる実験装置や設備。 |
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| 藻場 |
| 海底の隆起部に大形底生藻類(ホンダワラ類、アラメ、カジメ、ワカメ、コンブ等)や沈水植物(アマモ)が群落状に生育している場所をいう。 |
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| 有機態窒素 |
| 有機化合物の構成元素になっている窒素(タンパク質、アミノ酸など)。 |
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| 有機物 |
| 炭素の酸化物や金属の炭酸塩などの簡単な形態を除くすべての炭素化合物の総称。 |
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| 遊走子 |
| 無性生殖を行う胞子の一種で、鞭毛により水中を運動する。水中を遊泳したのち適当な基質に達すると、鞭毛を失って発芽し配偶体となる。海中林を形成するコンブ目の海藻にみられる。 |
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| 溶存酸素量(DO) |
| DOは、Dissolved Oxygenの略称で、水中に溶けている酸素の量。 |
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| 酸素の溶解度は水温、塩分、気圧等に影響され、水温が高くなると小さくなる。DOは河川や海域に自浄作用、魚類などの水生生物の生活には不可欠なものである。一般に魚介類が生存するためには3r/L以上、好気性微生物が活発に活動するためには2r/L以上が必要で、それ以下では嫌気性分解が起こり、悪臭物質が発生する。 |
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| ラグーン |
| 潟湖。砂嘴などで閉塞された浅い海面で、干潟を持つことが多い。珊瑚礁の浅い海域にも適用される用語。 |
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| ラムサール条約 |
| 渡り鳥保護のため1971年2月3日に結ばれた条約。現在では渡り鳥だけでなくそれを支えている湿地環境、水辺生態系全体を保護する国際条約として保護の義務を果たしている。 |
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| 硫化物(全硫化物:T−S) |
| 硫化物は、有機性浮遊物等が底泥上に沈降し、その分解によって酸素が消費されて還元状態になると、硫酸塩還元細菌の増殖によって硫化水素(H2S)が発生し、これによって底質中に金属等とともに生成される。このため底質が悪変し、底生生物の生息に対して影響をあたえる。さらに状態が悪くなると、底質から上層の水に対して二次的な汚染がおこる場合もある。遊離硫化物と結合硫化物との和を全硫化物としている。 |
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| 粒度組成 |
| 底質の粒度組成は、底質を更生する土粒子径の分布状態を全体に対する百分率で表したものである。土粒子径により、礫、粗砂、細砂、シルト、粘土などにクラス分けして表示する。底質の粒度組成は、有機物や重金属の含有量にも大きく影響する。一般に土粒子径が小さいほど単位重量当たりの粒子の表面積が大きく、これらの物質が吸着されやすくなるため、含有量が高くなる。 |
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| リン(全リン:T−P) |
| 全リンは、リン化合物全体のことで、無機態リンと有機態リンに分けられる。リンは動植物の成長に欠かせない元素で、富栄養化の目安になるものである。 |