みなとの施策の紹介

国生物・生態系にも配慮した沿岸域環境の形成
多様な環境機能を有する干潟・藻場の保全・創造の推進

 沿岸域が有していた本来の千潟・藻場の姿に学びつつ、港湾整備に伴い発生する浚渫土砂やリサイクル材(捨石等)を広域的に再利用するなどして、水質浄化能力を高めるとともに、多様な生物種を有する千潟や藻場(覆砂等)の保全・創造を推進していきます。
  また、千潟・藻場等を自然を体験し環境を学習する場として活用するため、観測施設等を整備しつつ文部省やNPOと連携をして環境学習を推進します。

-干潟・藻場の現状及び回復・創造目標-
干潟
藻場
現存面積
(注1)
約51,000ha
約201,000ha
消滅面積
(注2)
埋立および浚渫による消滅
約2,000ha
埋立等直接改変およびその他海況変化等による消滅
約2,800ha
人為的に回復・創造された干潟(平成10年度末) 約300ha(回復率(注3) 約6%)
干潟・藻場の回復・創造目標(平成14年度末まで) 約600ha(回復率(注3) 約12%)

   (注1)現存面 積は、平成4年(1992年)のデータ。
   (注2)消滅面積は、昭和53年(1978年)以降に消滅した面積。
   (注3)回復率は、昭和53年以降消滅した面積に対する、回復・創造した干潟・藻場の割合。


干潟の機能
野鳥の集う干潟

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