港湾・海岸行政の紹介

海岸の施策の紹介

■都市部の海岸の緊急防火対策の推進(平成の大改修)
 多くの人命や財産が集積する都市部の海岸を高潮災害等から防護するため、機能低下が顕著な海岸保全施設について抜本的な改修を進めるほか、耐震強化など施設の高度化等を推進します。
 人口や資産が集積する都市の沿岸部では、伊勢湾台風等を契機に集中的に海岸保全施設が整備されました。このため建築後40年以上経過した施設もあり、老朽化が進み、沈下等による天端高の不足や洗堀等による構造の不安定化など施設の機能低下が見られるとともに、水門や廃水機場の更新投資需要が増大しています。 そこで、今後は、機能低下が顕著な施設の抜本的改修や耐震強化等を緊急的かつ重点的に推進するとともに、水門や陸閘等の自動化、集中監視制御化等の施設の高度化を推進します。

老朽化した海岸保全施設の例

 阪神・淡路大震災を契機とした市街地における海岸保全施設の耐震・液状化対策や、 商業・業務施設または住宅の集積した都市部の海岸において、海岸保全施設の耐震性に配慮するなど安全を確保するとともに背後の土地利用や市民の利用と調和した海岸整備を行う都市海岸高度化事業を実施します。
都市海岸高度化事業
 海、陸交通が輻輳する三大湾等での効果的な海岸保全を図るため、水門・陸閘などの遠隔操作化を行う海岸保全施設緊急防火機能高度化事業を実施します。
開閉状況

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