港湾

横浜港LNGバンカリング拠点整備方策検討会

概要

 船舶からの排出ガスに対する国際的な規制が強化されるなか、現在主流になっている重油に比べクリーンな船舶燃料として、LNG(液化天然ガス)の利用が始まっています。今後、LNGを燃料とする船舶の普及が見込まれることから、LNGバンカリング(船舶への燃料供給)拠点をいち早く整備することにより、我が国港湾の国際競争力を高めることが必要です。
 我が国は世界最大のLNG輸入国であり、国内に多くの既存インフラを有しています。また、平成27年からLNG燃料タグボートの運航が開始されるなど、先導的な取組が行われています。
 本検討会では、国際コンテナ戦略港湾でありLNG基地が立地する横浜港をモデルケースとし、我が国初となるLNGバンカリング拠点の整備方策について検討を行います。

メンバー

(構成員)
 東京ガス株式会社 エネルギー生産部長   玄間 隆之
 日本郵船株式会社 燃料グループ長   篠崎 宏次
 横浜川崎国際港湾株式会社 企画部長   正岡 孝
 横浜市 港湾局 政策調整部長   中野 裕也
 資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油・天然ガス課 課長補佐   寺岡 優
 国土交通省 海事局 海洋・環境政策課 課長補佐   河合 崇
 国土交通省 港湾局 国際コンテナ戦略港湾政策推進室長   松良 精三(座長)
 海上保安庁 交通部 航行安全課 航行指導室 専門官   坂中 裕司
(オブザーバー)
 経済産業省 商務流通保安グループ 商取引・消費経済政策課 市場監視官   小川 幹子
 国土交通省 港湾局 海洋・環境課 専門官   滝川 尚樹
 国土交通省 関東地方整備局 港湾空港部 計画企画官   高阪 雄一

開催状況

第1回(平成28年 6月 9日) 開催案内  議事概要
第2回(平成28年 7月14日) 開催案内  議事概要
第3回(平成28年 8月24日) 開催案内  議事概要
第4回(平成28年 9月26日) 開催案内  議事概要
第5回(平成28年10月24日) 開催案内  議事概要
第6回(平成28年11月30日) 開催案内  議事概要
第7回(平成28年12月20日) 開催案内  議事概要

その他の取り組み

「LNGを船舶燃料として開発するための協力に関する覚書」について

 LNG燃料船の普及促進を図るためには、多国間でLNGバンカリング拠点のネットワークを構築することが重要であり、平成28年9月に行われた日・シンガポール首脳会談においても、LNGバンカリング拠点整備に向けた両国の連携に関する発言があったところです。
 こうした中、平成28年10月に国土交通省港湾局は世界初となるLNGバンカリング拠点形成に向けた国際的な港湾間協力に関する覚書を7ヵ国8者の港湾当局との間で締結しました。

日・シンガポール首脳会談(外務省HP)

報道発表資料

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