港湾

「日尼港湾セミナー」開催について

開催目的

港湾事業に関連する本邦企業が、今後、インドネシアにおける港湾開発・運営に対して進出する足がかりとして、日尼の港湾関係者が一同に介し情報交換を行うことで、港湾開発・運営における連携関係の強化を図ると共に、同国における日本の港湾関連産業等のプレゼンスを向上させるためにセミナーを開催しました。なお、本セミナーは、「海外港湾物流プロジェクト協議会」(平成22年11月5日、第1回協議会開催)の下に設立された「インドネシアWG」の活動の一環として開催したものです。

開催概要

日時)平成22年12月2日(木)8:30~12:00

場所)インドネシア国ジャカルタ市サリ・パン・パシフィックホテル

参加)日本側:民間企業41社57名、関係機関15名、国土交通省他7名
    インドネシア側:インドネシア運輸省海運総局(DGST)他 64名  計143名

議事)開会挨拶 インドネシア運輸省バンバン副大臣
              国土交通省宿利国土交通審議官
    
        日本側プレゼンテーション(1)
                       国土交通省 大臣官房 山縣技術参事官
                    国際協力機構(JICA)
             ・経済基盤開発部小泉課長
             ・(財)国際臨海開発研究センター黒田理事長(JICA調査団代表)
   
    日本側プレゼンテーション(2) 民間企業10社
           1.オリエンタルコンサルタンツ
           2.JFEスチール
           3.新日鉄
           4.五洋建設
           5.東亜建設工業
           6.三井造船、IHI、IHI運搬機械
           7.シバタ工業
           8.上組                    (発表順)

   インドネシア側プレゼンテーション
           インドネシア運輸省海運総局(Mr.Kemal Heryandi)(DGST)

   閉会挨拶 インドネシア運輸省 海運総局スワンディ港湾浚渫局長
           国土交通省 大臣官房 山縣技術参事官

   港湾セミナー終了後、インドネシア港湾公社2)(ペリンド2))を訪問し関係者との意見交換を行うとともに、タンジュンプリオク港(JICTジャイカ国際コンテナターミナル)の視察を行いました。

セミナーでのプレゼン等の概要

◎冒頭、バンバン副大臣及び宿利国土交通審議官より開会の挨拶がありました。バンバン副大臣からはインドネシア国の発展には海運ネットワークの重要性が必要でありそれを推進するための海運法の改正の状況と海運セクターの開発状況、2国間の協力に対する期待等についての発言がありました。
 また、宿利国土交通審議官からは交通分野において、インドネシアはもっとも大切なパートナー国の一つであり、連携協力関係を深めたいとの発言がありました。

 ◎国土交通省からのプレゼンテーションでは、インドネシアにおける我が国の港湾分野の協力状況のほか、港湾建設、ターミナル運営、荷役機械、手続きシステム等に関わる日本企業の有する技術の優位性を紹介しました。

 ◎JICAからプレゼンテーションがあり、インドネシアにおける開発協力の歴史と概略についての説明と、現在実施されているタンジュンプリオク港の開発調査(ジャカルタ大首都圏港湾物流改善計画策定プロジェクト)について途中経過報告がありました。

 ◎インドネシア側からは前DGST開発部長のケマル氏より、2008年の海運法の改正による港湾関連組織の改編とその機能について、特に、ポートオーソリティ設立に関して説明がありました。

 ◎本邦民間企業10社によるプレゼンテーションが行われ、各社の保有技術やインドネシア国及びその他の海外における実績等の報告がありました。

  • インドネシアバンバン運輸副大臣挨拶

  • 国土交通省宿利国土交通審議官挨拶

  • セミナー風景

お問い合わせ先

国土交通省港湾局国際・環境課 国際企画室宮津、大西
電話 :(03)5253-8111(内線46683、46556)
直通 :(03)5253-8679
ファックス :(03)5253-1653
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