八代港貿易港指定40周年記念講演会

    平成19年2月5日開催  九州地方整備局 港湾空港部


来賓挨拶する
金子衆議院議員
来賓挨拶する
梶山国土交通大臣政務官
基調講演の様子 

  ○開 会
  主催者挨拶 吉永 富二夫(八代商工会議所会頭)
  開催市長挨拶 坂田 孝志 (八代市長)
  来賓挨拶 金子 恭之 (衆議院議員)
  来賓挨拶 梶山 弘志 (国土交通大臣政務官)
  
○基調講演
「地域の活力を支える八代港」小原恒平(国土交通省 九州地方整備局長)


<講演会の概要>

 2月5日午後3時より八代市の八代ホワイトパレスにおいて、八代港貿易港指定40周年を記念した講演会が開催されました。本講演会には立ち見の参加者も含めて約500名の方々に出席いただき、大盛況での開催となりました。

 まず、主催者代表の吉永富二夫実行委員会長と、地元の代表として坂田孝志八代市長が相次いで挨拶し、大型岸壁の整備の実現に対する期待と、来賓への歓迎の意を表しました。

 来賓者として招待された金子恭之衆議院議員は、「梶山弘志国土交通大臣政務官、中尾成邦港湾局長、小原恒平九州地方整備局長の八代来訪を同時に実現させることができたことは初の快挙であると認識している。この3名に八代の熱意ある声をぶつけて頂きたい」と期待を述べたのに続いて、梶山弘志国土交通大臣政務官は「会場に入り、非常に大きな熱意を感じている。皆様の意見を聞かせていただき、しっかりと検討させていただきたい」と挨拶しました。

 基調講演では、「地域の活力を支える八代港」と題し、小原恒平九州地方整備局長が、九州の港湾情勢と、八代港の拠点性や八代港が地域や経済にもたらす効果についての講演を行い、その後の質疑においても活発な意見の交換が行われました。

 参加者からも貴重で有意義な講演であったなどの声が交わされ、八代市が港湾都市であることを再確認して閉会となりました。


<講演内容の要旨>

中国を中心とした東アジアの急速な経済発展とともに国際水平分業化が進展し、東アジアとの地理的近接性も手伝って九州の港湾情勢として、航路数や貨物の増加が著しい
九州の産業としては、近年、アジアへの近接性や広大な土地と優秀な人材の確保を見据えた工場立地が増加し、自動車関連企業の集積が進んでいる他、農産物の東アジアへの輸出も盛んな傾向
九州の港湾の目指す方向性としては、東アジアの活力を活かすため、東アジアゲートウェイ機能の強化と、産業港湾の機能強化が重要
産業港湾としての八代港は、地域経済だけでなく、日本の畜産業などを支えている
八代港の地理的拠点性、様々な産業の集積状況などから、港の潜在能力を活かした活動が期待され、また国においてもそれを支える努力を継続する




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