20回目の「海の日」を記念して展開する「海でつながるプロジェクト」の一環として、この夏、船や港の現場見学等を通して、海運に対する興味・関心を寄せていただき、親しみをもってもらうことを目的とした「船ってサイコ~せんきょう夏休みキャンペーン」が一般社団法人 日本船主協会の主催により開催されました。
本事業は、東京・横浜をはじめとする全国各地で行われ、コンテナ船やターミナル、豪華客船、フェリー等の見学会のほか、操船シミュレータによる船長模擬体験イベントなどの多彩なイベントが催されたこともあり、大多数の方々からの応募があり、1,930名の方々にご参加いただきました。
特に、横浜港大さん橋及び東京港晴海埠頭で行われた見学会においては、通常一般の立ち入りが制限された埠頭にしか着岸しない“自動車専用船”が客船埠頭に着岸したこともあり、参加者をはじめ多くの方々が6,000台以上の自動車を一度に運ぶ自動車専用船の規格外の大きさに圧倒されていました。
子供たちをはじめとする参加者には、日常で目にすることが少ない貨物船や客船の内部や港湾施設の見学を通じて、船や海に直に触れる体験をしていただき、「船が大きくてワクワクした」、「こんな世界もあるんだと知った」といった感想が寄せられるなど、大盛況のうちに終了致しました。