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外国船舶のTBT塗料について
検査(ポートステートコントロール)を開始します
〜海洋環境及び国民の健康の保護を目指して〜

<問い合わせ先>
国土交通省海事局総務課外国船舶監督業務調整室
(内線43175)
TEL:03−5253−8111(大代表)


《 ポイント 》
▼・船舶用のTBT船底防汚塗料を禁止する国際条約が、9月17日に発効します。
▼・この条約は締約国に入港する全ての船舶に適用されるため、我が国に入港する全ての外国船舶に対 しTBT船底防汚塗料の使用が禁止されます。
▼・国土交通省としては、我が国に入港する外国船舶が海上安全や海洋環境保護に関する国際条約に適合しているか監督(PSC:ポートステートコントロール)する際に、併せてTBT船底防汚塗料に関するPSCを実施し、問題があれば処分を行います。
▼・今後、外国船舶に対するPSCを積極的に実施し、有害な船底塗料を用いた外国船舶の排除を目指して参ります。

1.条約制定の経緯
(1) TBT(有機スズ化合物)を含む船舶用船底塗料は、船底部に貝等が付着することによる推進抵抗の増加、燃費の悪化等を防ぐため、防汚塗料として広く用いられていましたが、1980年代後半より、海中に溶け出したTBTによる海洋生物への悪影響が問題視され始めました。
このため、我が国は、90年代には関係業界の協力の下、世界に先駆けてTBT塗料の使用、製造を自粛して参りました。
(2) さらに、我が国等の主導により、国際海事機関(IMO)においてTBT塗料の世界的な使用規制が必要であることが認識され、2001年10月に「船舶の有害な防汚方法の規制に関する国際条約(AFS条約)」が採択されました。
(3) 我が国は、いち早く2003年5月に同条約を批准しましたが、昨年9月にパナマが批准したことにより条約の発効要件を満たし、本年9月17日にAFS条約が発効することとなりました。

2.条約に関するPSC
(1) 本条約の規制は、締約国の船舶のみならず締約国に入港する非締約国の船舶にも適用されます。したがって、本年9月17日以降に我が国に入港する外国船舶は、船舶の大きさや種類にかかわらず(軍艦等は除く)、TBT塗料の使用が禁止されます。既にTBT塗料を使用している現存船は、それを完全に除去するか、TBTが海中に溶け出さないように塗膜で被覆する必要があります。
(2) 条約締約国には、入港した外国船舶に対して条約に適合しているか否か監督(ポートステートコントロール)する権限が与えられており、条約違反がある場合は拘留等の処分を行うことができます。

(添付資料)AFS条約の概要、PSCの概要