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参考資料 |
ナンバープレートカバーについて
自動車交通局技術安全部
第19条 |
と規定しており、運行中の自動車のナンバープレートは、常にだれにでも容易に判読できるようにすることを、法令上自動車ユーザーに求めています。
しかしながら、法令ではナンバープレートを「見やすいように表示」することは求めていますが、ナンバープレートをカバーで覆うことを具体的に禁止する規定は置かれていませんので、以下のようにナンバープレートを覆うカバーが市販される状況となっています。
近年、カー用品店などでナンバープレートに装着する樹脂製のカバーが「汚れ防止」「ファッション」などの名目で販売されており、透明に近いものから、可視光線透過率が50%程度の濃い着色がなされたものまで、多種類の製品が市販されています。
* | 使用したナンバープレートは見本プレート。変造プレートは関東運輸局保管のもの(一部の表示を消してあります。)。 |
18年2月にナンバープレート交付代行者及びメーカーの団体である(社)全国自動車標板協議会が、カバーを装着したナンバープレートについての視認性の試験を実施したところ、可視光線透過率80%以下の着色カバーで明らかな視認性の低下が見られました。(別紙参照)
ナンバープレートカバーの装着を法令で禁止または一部規制している国(アメリカ合衆国、カナダは州単位)があります。
アメリカ合衆国、カナダ 平成18年調査 イギリス、ドイツ 平成5年調査 (社)全国自動車標板協議会調べ |
(別紙)
ナンバープレートカバー装着時の視認性試験
試験主体 | (社)全国自動車標板協議会が独立行政法人交通安全環境研究所に委託 | |
日時 | 平成18年2月10日 (金) 13:00〜18:30 | |
場所 | 交通安全環境研究所 灯火・電波実験棟 | |
評価実施者 | 一般募集した運転免許保有者 11名 | |
試験方法 | 視認性実験用ボードの高さ1メートルの位置に番号標を保持し、20メートル離れた位置から番号標が識別できるかどうかの評価を行った。試験環境は200ルクス(昼間相当)と10ルクス(夜間相当)および正対する位置と右30度の角度で実施。 |
試験用カバー(透過率は簡易測定)
(カバーごとの紫外線透過率は、測定機器を用いた計測後の透過率である。)
カバーの可視光線透過率及び着色有無と視認性の関係として以下のことが明らかになった。
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