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2009/ 4/17 第141号
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◇目 次◇
1新着情報
・本日の報道発表
2編集長だより
「エコで省エネな施策」
★用語解説:チャイルドシートアセスメント
国土交通省と自動車事故対策機構では、市販のチャイルドシートについて、
前面衝突試験と使用性評価試験による評価を行い、その結果をチャイルド
シートの安全性能として公表しています。
◆編集長だより
○「エコで省エネな施策」 広報課長 渋谷 和久
先日、ある雑誌の編集長と意見交換をしたのですが、「環境」とか「エコ」
と題する特集だとあまり売れないそうです。同じ「エコ」でも、「省エネ」
というと、いい反応になるということです。消費者にとって「得する」感が
あると、関心の度合いが増す、ということなのでしょうか。広報を考える上
で重要なヒントになります。
先週取りまとめられた政府の新しい経済対策(経済危機対策)には、太陽
光パネル、エコカー、省エネ家電の普及策が盛り込まれています。これらは
今「新三種の神器」とよばれています。かつての高度経済成長期の「三種の
神器」が、日本人のライフスタイルを大きく変えたように、新三種の神器普
及をはじめとする「低炭素革命」の推進によって、ライフスタイルからまち
づくりまで、大きな変革をして新たな成長につなげようという戦略です。
国土交通省も、低炭素革命の実現に向けた戦略的な取組を進めています。
去る3月18日に、経済財政諮問会議の場で金子国土交通大臣が報告した資
料がありますので、ぜひご一読ください。
http://www.keizai-shimon.go.jp/minutes/2009/0318/item4.pdf
その中で、あまり知られていないのですが、交通の流れを円滑にすること
によってCO2排出量削減につながることを示すグラフが紹介されています。
自動車からのCO2排出量は、発進・停止回数の増加や低速走行に伴い増加
するため、一般道よりも規格が高く信号のない道路を走行することが「エコ」
につながります。
先日、「高速道路の料金引き下げは、CO2削減に逆行するのではないか」、
とのメールをいただきました。今回、地方部の高速道路での休日「上限
1000円」がクローズアップされていますが、同時に、「平日、全車種対
象の終日3割引以上」という割引も併せて導入しています。これは、一般道
から高速道路への利用転換促進を狙っているもので、上に書いたとおり
CO2削減効果が期待できるものです。
もちろん、低炭素革命実現に向けては、交通機関や住宅・建築物の省エネ
を進めること、ライトレールなどの導入促進や「歩いて暮らせるまちづくり」
などの「エコな暮らし」の実現、そのほかの多様な取組を進めていくことが
基本だと考えています。
ところで、我が家にも区役所から「定額給付金」の案内が来ましたので、
早速申請しました。次男がNゲージの新幹線を購入することを強く要望して
います。我が家のNゲージには新幹線がまだ走っておらず、誕生日プレゼン
トとしての導入を検討していたのが大幅な「前倒し開業」となりそうです。