大臣発言

大臣発言(観光庁長官人事及び日本航空関係大臣コメント)

私から2点、まず冒頭お話をさせていただきます。
まず今日の閣議で了解をいただいた幹部の人事について発表させていただきます。
本日の閣議で、元株式会社大分フットボールクラブ代表取締役溝畑宏氏を、1月4日付けで観光庁長官に任命することについてご了承いただきました。もう1点でございますが、コメントを発表させていただきます。
これは皆さん方にお届けをさせていただきますが、JALの再建についての問題でございまして、これについては財務大臣から政府保証というものを付けないというお話の中で、様々な問い合わせが来ている訳でございます。
今日皆さん方にお伝えをしたいのは、内閣の方針として来年度当初予算での対応は行わない方向となっている訳でございますけれども、ただ同時に平成21年11月10日に5閣僚で交わされました、「日本航空再建のための方策について」という合意文書は当然ながら生きている訳でございます。
この合意文書の中では、「日本航空に対する関係金融機関による融資について適切な信用補完に関する予算及び法的措置を含む方策について検討する」ということが書いてある訳でございます。
繰り返しになりますが、来年度当初予算での対応は行わないという方向になっておりますけれども、併せて皆さん方にお伝えをしたいのは、このコメントの一番下の段にも書いてありますように、日本航空に対する関係金融機関による融資に対する適切な信用補完に関する法的措置及び企業年金の削減のための法的措置を含む方策については、検討を継続しております。
なお、企業年金の削減については、1月12日に日本航空が示されます同意取付け状況というのを踏まえながら、この年金の問題についてはどうしていくのかという議論をしていくことになろうかと思っております。
私からは以上です。

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