交通政策審議会

第53回港湾分科会 議事概要

1.日 時 平成25年8月7日(水)13:30~15:00

2.場 所 国土交通省(中央合同庁舎第3号館)4階 特別会議室

3.出席者
 <委員>(敬称略)
  家田 仁、池田 潤一郎、上村 多恵子、内野 雅一  
  木場 弘子、木村 琢麿、黒田 勝彦、篠原 正人、野原 佐和子

 <国土交通省>
 山縣港湾局長 ほか

4.主な議事
 港湾法の改正に伴う「港湾の開発、利用及び保全並びに
  開発保全航路の開発に関する基本方針」の変更について(審議)

5.議事概要
 委員からの主な意見は以下のとおり。

・ 今回の基本方針の変更は、港湾法改正に対応した、必要最小限の変更案となっており、
  評価できる。
・ 東日本大震災の教訓を踏まえ、港湾法改正、基本方針の見直しについてスピーディに
  対応していることを評価する。
・ 基本方針の変更とは直接は関係ない意見であるが、災害発生時の海上輸送機能の
  早期復旧のためには、緊急確保航路や開発保全航路以外の水域についても、
  必要があれば規制をかけていくことも考えて良いのではないか。
・ ばら積み貨物の輸入拠点の形成については、指定された港湾が取組みを進めていった後、
  効果がどれくらい発現しているのかといった観点からのモニタリングも必要ではないか。
・ ばら積み貨物については、船舶の大型化による効率化の効果が期待できるが、大型化に
  対応した施設整備を行う際には、事前に整備効果を十分確認する必要がある。
・ 今般の法改正では、ばら積み貨物の輸入を想定しているため、自動車や建機などの
  輸出貨物は対象となっていないようであるが、こうした貨物についても検討が必要では
  ないか。
・ 今後、今回の変更案をホームページで公開し、意見募集を行うときには、一般市民に
  わかりやすい形にしていただきたい。

ページの先頭に戻る