社会資本整備審議会

道路分科会 第4回事業評価部会 議事概要

1.日時
  平成23年6月24日(金) 10:00~12:00

2.出席者
   <委員>
   家田仁部会長、上村多恵子委員、太田和博委員、竹内健蔵委員、田村亨委員、
   羽藤英二委員、原田昇委員

3.議題
  震災等を踏まえた今後の事業評価のあり方について

4.議事概要
  ○震災等を踏まえた防災機能の評価手法(案)について、事務局より説明後、審
   議を行った。委員からの主な意見は、下記の通り。

   ・常時の交通量で決まる評価の仕方では、防災面の機能を十分に評価できない
    ので、新しい評価の仕方が必要。

   ・道路事業の目的や効果に沿って評価し、最終的には総合化して全体として考
    えることが重要。

   ・今回被災した三陸地方だけでなく、東南海・南海地震などにより被害が想定さ
    れる地域も含めてどのように評価していくかが重要。

   ・論理的、客観的な説明ができるような手法にする必要がある。
    また、「見える化」の観点から分かりやすさも重要。

   ・広域的災害を念頭に、救援活動や物流の確保といった道路に求められる機能
    について、発災後に必要とされる時点を想定した上で評価することが必要。

   ・災害の緊急性を考えると、シンプルなものでも良いので、暫定的に手法を作り
    出して評価をしていく必要がある。

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