サンデン交通株式会社からの一般乗合旅客自動車運送事業の上限運賃変更認可申請に係る審議(第1回)

サンデン交通株式会社からの一般乗合旅客自動車運送事業の上限運賃変更認可申請に係る審議(第1回)

1.日 時 : 平成24年2月2日(木) 10時30分~11時50分

2.場 所 : 国土交通省 2号館14階 運輸審議会審議室

3.出席者
 <委 員>
  大屋則之(会長)、上野文雄(会長代理)、廻洋子、保田眞紀子、島村勝巳、松田英三
 
 <国土交通省>
  自 動 車 局 : 鈴木旅客課長ほか
  事案処理職員 : 杉山運輸審議会審理室調査官

4.議事概要
○ 自動車局がサンデン交通株式会社からの一般乗合旅客自動車運送事業の上限運賃変更認可申請の概要等について説明した。

○ 運輸審議会委員からは、[1]運輸安全マネジメント評価の状況、[2]ノンステップバスの中古車市場、[3]上限運賃変更認可後に想定される届出(実施)運賃、[4]運賃改定後の収支見通し算定時の逸走(値上げ後の利用者数減少)の予測の考え方、[5]運賃改定に際しての学生、高齢者等への配慮、[6]地元自治体等と構成する協議会における議論及び地元自治体のバス利用促進のための取組等についての質問があった。
  これに対し、自動車局からは、[1]平成20年9月に運輸安全マネジメント評価を実施したが、特段の問題点は指摘されていない、[2]まだ多くはないが、最近、大都市の事業者で使わなくなったノンステップバスが中古車として出始めている、[3]平均値上げ率では、上限運賃より低い実施運賃を届け出る意向だと聞いている、[4]逸走率は事業者の地域、運行区間の特性等により異なり、過去のサンプル調査の結果を基に収支見通しの算定を行っている、[5][6]学生、高齢者等への配慮並びに協議会における議論及び地元自治体のバス利用促進のための取組については、確認し次回審議時に報告する等の回答を得た。


(注) 事案処理職員とは、運輸審議会一般規則第7条の2の規定に基づき、運輸審議会の指名を受け、指定された事案を処理する国土交通省職員のことである。

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