運輸審議会 下関市からの下関港に係る港湾区域の変更認可申請事案の審議(第1回)

下関市からの下関港に係る港湾区域の変更認可申請事案の審議(第1回)

下関市からの下関港に係る港湾区域の変更認可申請事案の審議(第1回)

1.日時 平成23年6月21日(火) 10時30分~11時40分

2.場所 国土交通省 2号館14階 運輸審議会審議室

3.出席者
 <委 員>
  大屋則之(会長)、上野文雄(会長代理)、廻洋子、保田眞紀子、島村勝巳、松田英三

 <国土交通省>
  港  湾  局:若林総務課長ほか  
  事案処理職員:小室運輸審議会審理室長

4.議事概要
○港湾局が下関市による下関港の港湾区域変更認可申請について説明した。
・関門航路(開発保全航路)の拡張予定海域(六連島の東側海域)に下関港の港湾区域が一部含まれている。
・港湾法上、港湾区域と開発保全区域の重複は認められないので、港湾区域を縮小する。 
・海岸管理者など関係機関との調整は終了している。

○運輸審議会委員からは[1]開発保全航路の拡張の必要性[2]港湾区域の縮小に伴うデメリットの有無[3]漁業関係者との調整状況[4]船舶航行の安全性に及ぼす影響等についての指摘があった。
 これに対し、港湾局からは[1]大型船の通航隻数の増加に対応し、船舶の流れを島の東西に分散させる必要がある[2]縮小海域には防波堤など港湾施設の整備計画はないので特段のデメリットはない[3]開発保全航路の拡張及び漁港区域の縮小については関係者の了解を取得している[4]増深工事による水深の確保と港則法の規制により安全上の問題はない等の回答を得た。

(注) 事案処理職員とは、運輸審議会一般規則第7条の2の規定に基づき、運輸審議会の指名を受け、指定された事案を処理する国土交通省職員のことである。

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