〔共通〕
○ 運輸審議会委員からは、[1]混雑空港の発着調整基準を決める要因、[2]管制は航空の安全上重要であるが、最近の不祥事等を踏まえ、航空局としてどのように考えているのか。また、その際、管制官個人の問題だけでなく組織としての管理・監督の問題として捉えるべき。組織の体質改善には長期間を要するので、しっかりと取り組む必要がある、[3]機材の効率的運用に伴うトラブル時等の欠航リスクの増大、[4]運賃の低下は、航空法第107条の3第3項第2号の「競争の促進」に含まれるのか等についての質問・指摘があった。
これに対し、航空局からは、[1]管制上の制約により決定される、[2]現在、有識者による検討委員会で議論して頂いているところであるが、管制の技術面での問題ではなく、情報管理、遵法精神という技術面以前のコンプライアンスの問題。管理・監督の点も含め、近く検討委員会の中間取りまとめがなされるので、これを踏まえしっかりと取り組む、[3]機材の効率的運用によるコスト削減も重要であるが、欠航・遅延の多発は利用者からの信頼を低下させることになるので、市場での評価の中で事業者として判断することになる、[4]競争が促進され運賃が低下するということも含めて「競争の促進」であると考えている等の回答を得た。
〔スカイマーク株式会社からの申請について〕