議事概要

スカイマーク株式会社からの混雑空港(関西国際空港)運航許可申請及びエアアジア・ジャパン株式会社からの混雑空港(成田国際空港)運航許可申請に係る審議(第2回)

1.日 時 : 平成24年2月28日(火) 10時30分~12時00分

2.場 所 : 国土交通省 2号館14階 運輸審議会審議室

3.出席者
 <委 員>
  大屋則之(会長)、上野文雄(会長代理)、廻洋子、保田眞紀子、島村勝巳、松田英三

 <国土交通省>
  航   空   局:久保田航空事業課長ほか
  事案処理職員:杉山運輸審議会審理室調査官

4.議事概要
 ○ 航空局がスカイマーク株式会社からの混雑空港(関西国際空港)運航許可申請及びエアアジア・ジャパン株式会社からの混雑空港(成田国際空港)運航許可申請の内容等について、航空法第107条の3第3項に規定する許可基準に適合するかという観点を中心に説明した。

○ 運輸審議会委員からは、[1]発着時間帯調整の方法、[2]許可基準に「多様な輸送網の形成」とあるが、新規路線がなくても基準に適合しているといえるのか、[3]エアアジア・ジャパンのステイタイム(到着から出発までの時間)は25分と今までで最短だが、整備に係る時間は短縮されているのか、[4]成田国際空港における発着回数の上限の今後の引き上げ予定等についての質問があった。
  これに対し、航空局からは、[1]発着調整事務局において、IATA(国際航空運送協会)の定めたルールに従って行われている、[2]許可基準は「競争の促進、多様な輸送網の形成等」となっており、新規路線がなくても既存路線への新規参入により競争の促進が図られるのであれば、基準に適合している、[3]ボーイング737やエアバスA320は、整備士による飛行間点検は必要なく、機長が目視により点検すれば足りる。目視による点検は、25分のステイタイムでも従来通りに行われる、[4]本件24年夏ダイヤで年間25万回となり、24年度中に年間27万回、最終的には年間30万回にする予定等の回答を得た。


(注) 事案処理職員とは、運輸審議会一般規則第7条の2の規定に基づき、運輸審議会の指名を受け、指定された事案を処理する国土交通省職員のことである。          

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