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● 報告書概要
地域公共交通サービスの評価に関する調査研究 ◆要旨 人口減少社会の到来とともに、各地の公共交通サービスに対する旅客需要は減少傾向にあり、とりわけ地方部を中心に多くの民間交通事業者がサービスの縮小や撤退を余儀なくされている。このような状況において、より質の高い、利用者の満足度が高い交通サービスを確保する仕組みを構築することにより、利用者の増加、ひいては採算性向上に繋がる可能性があると考えられる。
本調査研究は、2014年度に国土交通政策研究所が実施したEUのガイドライン(EN13816)とEUの事例に関する調査研究に基づき、日本の地域公共交通におけるサービス評価の方法を検討したものである。サービス評価を「サービス提供者(事業者)の視点」と「サービス享受者(乗客、利用者)の視点」に分け、それぞれの評価方法を検討した。「サービス提供者(事業者)の視点」では、2014年度に収集したEUの事例を整理し、101件の評価項目と測定方法を定め、データの有無を事業者にアンケート調査した。また「サービス享受者(乗客、利用者)の視点」では、EUの事例の評価項目から更に数を絞った項目でアンケート調査を街頭とウェブ上の2種類の方法で行い、その結果を比較した。 |
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◆詳細 |
本文(PDF:2.89MB) |
◆キーワード |
地域公共交通、サービス評価、EN13816、日本での事例研究 |
◆発行 |
国土交通政策研究第134号/平成28年9月 |
◆在庫 |
<在庫有>(重量120g 厚さ4mm) 報告書を郵送希望の方はこちら |
◆事後評価 |
内部評価シート(PDF:77KB) 有識者評価シート(PDF:74KB) |