◆要旨

　 我が国の公共交通システムは、採算性の低下とともに公的セクターの役割が増大しているが、委託する運行サービスが独占的になりやすいことから、常に運行コストの上昇やサービスレベルの低下といった懸念がある。一方、競争入札の競争原理を活用することにより、より低廉で質の高い交通サービスを確保することができる可能性がある。
　 本調査では、我が国における地域公共交通の入札の現状を明らかにすることを目的とし、自治体へのアンケート調査を実施し、その結果を報告する。

◆詳細	本編(PDF:1.18MB)
◆発行	平成29年12月