平成14年7月11日 |
<問い合わせ先> |
自動車交通局技術安全部 |
技術企画課(内線42254) |
TEL:03-5253-8111(代表) |
夜間のカーブ走行時の視認性をより向上させるためにカーブの進行方向を照らす新しい前照灯が開発されました。この前照灯の安全性について、国連自動車基準調和世界フォーラム(WP29)で検討を行った結果、本年6月末に国連の協定規則(ECE基準)案が固まりました。現在国連内部で発効のための手続きが行われていますが、発効までにはなお時間を要することから、日本においてはこの先進的な安全装置の早期導入を図るため、ECE基準案との整合を図りつつ、「道路運送車両の保安基準」(昭和26年運輸省令第67号)の一部改正をすることとします。
意見公募要領
(1)FAXの場合
FAX番号 03−5253−1639
国土交通省自動車交通局技術安全部技術企画課 あて
(2)郵送の場合
〒100−8918 東京都千代田区霞ヶ関2−1−3
国土交通省自動車交通局技術安全部技術企画課 あて
(3)電子メールの場合
メールアドレス:TPB_GAB_GKK_KGY@mlit.go.jp
国土交通省自動車交通局技術安全部技術企画課 あて
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(別紙)
カーブ走行で進行方向を照らす新しい前照灯を導入するための
道路運送車両の保安基準の一部改正
WTO通報:平成14年 8月上旬
公布 :平成14年10月中旬
施行 :平成14年10月中旬
参考 配光可変型前照灯
「カーブ走行で進行方向を照らす新しい前照灯」は、夜間のカーブ走行時の視認性をより向上させるために、従来固定されていた前照灯の照射範囲を、ハンドルの振れ角に応じて左右に動かすタイプの前照灯であり、配光可変型前照灯(AFS:Adaptive Front-lighting System)の一つです。
配光可変型前照灯は前照灯の照射範囲を使用環境に応じて変化させる前照灯の総称であり、「カーブ走行で進行方向を照らす新しい前照灯」の他に、「市街地走行」や「高速道路走行」、また、「雨天走行」の際に使用するタイプがあります。「カーブ走行で進行方向を照らす新しい前照灯」以外のタイプの安全基準は、WP29で検討が開始されたところです。
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