国土交通省
 「国土交通省の政策評価に係る政策目標、業績指標(変更案)」
 のパブリックコメントの募集結果について
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平成15年10月10日
<連絡先>
政策統括官付政策評価官室
(内線53402、53404)

電話:03-5253-8111(代表)


 

 国土交通省では、平成15年8月27日から平成15年9月22日までの期間において、「国土交通省の政策評価に係る政策目標、業績指標(変更案)」のパブリックコメントの募集を行いました。その結果、6件の御意見を頂きました。 頂いた御意見の概要及び国土交通省の考え方を下記のとおりとりまとめましたので、公表いたします。


「国土交通省の政策評価に係る政策目標、業績指標(変更案)」に関するご意見と
それに対する国土交通省の考え方

(頂いた御意見)
 「政策目標24 公正で競争的な市場環境の整備 (105) 公共工事入札契約適正化指針に基づく主な措置状況」について、競争的な市場環境を早急に構築するために、 国土交通省直轄工事のみを対象とするのではなく、設計・コンサルタント業務等も対象にすべきである。
(国土交通省の考え方)
 公共工事入札契約適正化指針は、建設工事を対象としています。御指摘の設計・コンサルタント業務等の取扱いについては、今後の検討課題であると考えています。

(頂いた御意見)
 「政策目標20 都市交通の快適性・利便性の向上」に、「都市鉄道や「地域鉄道における着席率」(快適性)」の指標を追加すべきである。
(国土交通省の考え方)
 座席数等については、車椅子スペースの採用及び鉄道車両の使用実態等の多様化に伴い、それぞれの線区の状況、利用者ニーズ等を考慮し、各鉄道事業者の判断に委ねることが適当であるため、 指標化することは困難であると考えています。

(頂いた御意見)
 「政策目標21 地域交通確保」に、「地方鉄道の維持と活用、改良のための制度・政策の変更と社会的価値の把握」を追加すべきである。
(国土交通省の考え方)
 地方鉄道については、第一義的には鉄道事業者の経営努力及び地域の選択・支援によって維持・安定化を図っていくべきであるため、指標化することは困難であると考えています。

(頂いた御意見)
 「政策目標12 地球環境保全」に、「旅客・貨物にわたる広範な鉄道利用の促進」を追加すべきである。
(国土交通省の考え方)
 鉄道利用を促進することで、地球環境保全を推進することは極めて重要であると考えており、貨物鉄道の利用促進については、モーダルシフト化の指標を設けているところです。旅客鉄道等公共交通機関の利用促進については、 現在、施策の効果の評価手法について検討中であり、今後、指標化に向け、さらに検討を進めていきたいと考えています。

(頂いた御意見)
 「政策目標26 消費者利益の保護」に、「運輸事業者による運輸条件の変更について、事前の説明やパブリックコメント等の意見聴取の義務を付ける」を追加すべきである。
(国土交通省の考え方)
 現在、各民間事業者において、意見聴取に関してインターネット等を使用した機会を設けています。

(頂いた御意見)
 鉄道利用者の観点から、広域的な利用者の計画策定への参画や、鉄道施設の抜本的更新による輸送改善について指標化すべきである。
(国土交通省の考え方)
 鉄道利用者の観点から、広域的な利用者の計画策定への参画や、鉄道施設の抜本的更新による輸送改善については、第一義的には鉄道事業者の経営努力等により改善を図っていくものであるため、指標化することは困難であると考えています。


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