国土交通省
 船舶部門に係る日本工業規格品目指定取消に関するご
 意見の募集

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平成15年8月18日
<問い合わせ先>
海事局技術課

(内線44354)

TEL:03-5253-8111(代表)


 

  国土交通省では、船舶部門に係る日本工業規格品目指定の取消を予定しています。このため、広く国民の皆様から、本取消についてのご意見を頂きたく、募集いたします。
 お寄せ頂いたご意見は、担当部局において取りまとめた上で、検討を行う際の資料とさせて頂きます。なお、ご意見に対して個別に回答は致しかねますので、あらかじめその旨ご了承願います。ご意見の受付は以下の要領で行いますので、よろしくお願いします。


意見公募要領

意見募集対象
船舶部門に係る日本工業規格品目指定取消について(別紙)

意見募集期間
 平成15年8月18日(月)〜平成15年8月29日(金)(必着)

意見送付方法
 ご意見のある場合には、以下のいずれかの方法で国土交通省海事局技術課までご意見を送付して下さい。なお、様式は自由とします。

  1. 電子メールの場合
     電子メールアドレス:MRB_GYK@mlit.go.jp
     国土交通省海事局技術課 あて
     ※件名に「JISマーク品目取消に対する意見」とご記入願います。

  2. 郵送の場合
     〒100−8918 東京都千代田区霞ヶ関2−1−3
     国土交通省海事局技術課 あて

     

  3. FAXの場合
     FAX番号 03−5253−1643
     国土交通省海事局技術課 あて
     ※件名に「JISマーク品目取消に対する意見」とご記入願います。

注意事項
 ※ご意見を正確に把握するため、電話等によるご意見はご遠慮願います。
 ※頂いたご意見の内容については、住所・電話番号を除き公開される可能性がありますのでご承知おき下さい。


(別紙)

船舶部門に係る日本工業規格品目指定取消について

  1. 制度の概要
     JISマーク制度は、主務大臣が、その時々の経済上、技術上の見地から特に必要と認められた場合、日本工業標準調査会の議決を経て、JISマークを表示できる品目を指定し、当該品目の製造業者は、主務大臣若しくはその指定する者(指定認定機関等)の認定を受けて、その製造する鉱工業品がJIS規格に該当したものであることを示す省令で定める特別な表示である「JISマーク」を表示する、とする制度です。

  2. 品目指定のあり方に関する検討
     JISマーク制度は、鉱工業品に関する国家規格への該当性を示すマーク表示制度であり、我が国の鉱工業製品の品質向上、生産合理化、消費者利益の増進等に貢献してまいりましたが、一方で、制度創設以来50年の節目を経て、近年の生産管理・品質管理技術等製造技術の進歩や、消費者を含む需要者のニーズなどを一層反映した制度に改めるべく、JISマーク制度の意義に立ち返って、品目指定の在り方や制度実施面での改善策などについて、抜本的な検討を行うことが必要となってまいりました。
     このような背景の下に、「21世紀における標準化課題検討特別委員会報告」(平成12年5月29日)を受け、認定・認証部会において「我が国における適合性評価制度に関する今後の基本的方向」(平成12年11月28日)が取りまとめられました。この中で、JISマーク制度の今後のあり方が提言されており、これらを具体化するための方策等について検討を行うために、再編後の日本工業標準調査会適合性評価部会の下にJISマーク制度専門委員会を設置して、(1)JISマーク制度の実施の改善、(2)品目指定の考え方、(3)品目指定及び指定の取消、(4)目的付記マークの活用策などについて検討を重ね、その結果を「今後のJISマーク制度の運用について(品目指定の考え方・制度運用面の見直し)」(平成14年4月15日)として取りまとめました。 当該報告書の中で、指定品目の見直しの判断基準についても提言をいただいております。
     国土交通省海事局では、船舶部門に係る日本工業規格表示認定工場及び関係各団体等へ「船舶部門に係る日本工業規格品目指定取消に関するアンケート調査」を行い、当該アンケート調査を基に「指定品目取消候補一覧表(案)」(別添リスト(案))を作成いたしました。

  3. 意見募集の内容について
     これら取消候補品目の取消の実施に当たりましては、品目毎に(1)該当する全ての認定工場及び当該品目の製造業者団体、(2)当該品目に係る製品の使用者(団体)及び(3)消費財に関しては消費者(団体)の意見を聴取し、最終的に、(1)〜(3)から当該品目の取消に係る全ての同意が得られた指定品目について、JISマーク制度及び指定品目に係る審議会である適合性評価部会に諮り、了承を得て、取消を行う予定としております。なお、上記のプロセスに従い、利害関係者から現在当該品目の取消について意見をお伺いしております。
     また、同様の意見募集は平成15年3月3日〜3月17日の期間に行っておりましたが、より厳格な実態調査が求められ、再度意見を募集することになりました。
     つきましては、本「取消品目リスト」に対しまして、広く国民の皆様からご意見(パブリックコメント)募集をいたしますので、忌憚のないご意見をお寄せいただければと存じます。なお、取消リストは(案)でありますので、必ずしも取消されるとは限りません。

  4. 今後のスケジュール(予定)
     (1)H15年9月中旬を目途に「JISマーク取消品目リスト」の完成。
     (2)H15年9月下旬の適合性評価部会での審議、議決。
     その後大臣による手続きを経て指定取消。


指定品目取消候補一覧表(案)

番号 品目名 規格番号 規格名
1 船用丸窓 F2413 船用丸窓
2 小形アンカー F3301 アンカー
3 中形アンカー F3301 アンカー
4 大形アンカー F3301 アンカー
5 大形フラッシュバット溶接アンカーチェーン F3303 フラッシュバット溶接アンカーチェーン
6 船用4サイクルディーゼル主機関 F4301 船用水冷4サイクルディーゼル主機関
7 船用鋼製滑車 F3419 船用スイベル付ロープガイ鋼製滑車
8 船用鋼製滑車 F3428 船用荷役ころ軸受入り鋳鋼製滑車
9 船用こし器 F7208 船用H形油こし
10 船用青銅弁 ※ F7399 船用燃料油タンク非常遮断弁
11 船用青銅弁 F7416 船用青銅5Kユニオンボンネット形リフト逆止めアングル弁
12 船用青銅弁 F7417 船用青銅16Kユニオンボンネット形リフト逆止め玉形弁
13 船用青銅弁 F7418 船用青銅16Kユニオンボンネット形リフト逆止めアングル弁
14 船用小口径鋳鉄弁 ※ F7333 船用鋳鉄ホース弁
15 船用小口径鋳鉄弁 F7358 船用鋳鉄5Kリフト逆止め玉形弁
16 船用小口径鋳鉄弁 F7373 船用鋳鉄10Kスイング逆止め弁
17 船用中口径鋳鉄弁 F7373 船用鋳鉄10Kスイング逆止め弁
18 船用大口径鋳鉄弁 ※ F7372 船用鋳鉄5Kスイング逆止め弁
19 船用小口径鋳鋼弁 F7318 船用鋳鋼40Kアングル弁
20 船用小口径鋳鋼弁 ※ F7398 船用燃料油タンク自動閉鎖排油弁
21 船用小口径鋳鋼弁 ※ F7399 船用燃料油タンク非常遮断弁
22 船用大口径鋳鋼弁 F7311 船用鋳鋼5K玉形弁
23 船用大口径鋳鋼弁 F7312 船用鋳鋼5Kアングル弁
24 船用鍛鋼弁 F7329 船用鍛鋼40K玉形弁
25 船用鍛鋼弁 F7330 船用鍛鋼40Kアングル弁
26 船用鍛鋼弁 F7336 船用鍛鋼空気玉形弁
27 船用鍛鋼弁 F7337 船用鍛鋼空気アングル弁
28 船用コック ※ F7343 船用青銅20K圧力計コック
29 船用コック F7381 船用青銅5Kフランジ形コック
30 船用コック F7387 船用青銅16Kコック
31 船用コック ※ F7390 船用錠付コック
32 船用防水配電器具 F8821 船用防水形小形接続箱
33 船用防水配電器具 ※ F8841 船用防水形小形スイッチ
34 船用警報機 F8501 船用防水形ベル
35 船用警報機 F8502 船用ブザー
36 船用電線貫通金物 F8801 船用電線貫通金物−箱用
37 船用電線貫通金物 F8802 船用隔壁・甲板用電線貫通金物
38 船用磁気コンパス ※ F9101 船用磁気コンパス

※ ゼロ工場の品目

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