本日の閣議では、当省に関係するものでは政令が１件、「一般国道の指定区間を指定する政令の一部を改正する政令」、これは関空の橋の件です。その決定と、一般案件として１件、「平成１９年度日本国有鉄道清算事業団の債務等の処理に関する法律に定める施策の実施の状況に関する報告」の決定がございました。私からは以上です。

（問）先週末に麻生総理が追加経済対策の策定を与党に指示しましたが、国交省としての具体的な対応をお聞かせ下さい。
（答）新しい経済成長戦略について、経済財政諮問会議で国土交通省として主に国際競争力を将来的に強化していくという観点、あるいは観光の観点からプレゼンテーションを提示させて頂きました。党に対して総理が指示をされて、私の所だけでない、全体各省持ち寄ってきたものの中で、方向感覚を持ちながら、党の方で補正というものを、追加経済対策の中身を探っていくのだと思います。我々としては国会で２１年度予算及びその関連法案の国会審議を行っている最中ですから、党の動きを待ちたいと思っています。

（問）先週始まったＥＴＣ助成ですが、現場で予約が殺到していて生産・販売が追いついていないということで、現場からは見切り発車だったのではないかという声も聞かれていますが、そのことについてと、これだけ需要がある中で今後助成の期間を延長されるご予定はありますか。
（答）これだけ需要があるということは嬉しいのですが、生産現場が間に合わなくなってしまった。ただ、３月中１００万台というのはある意味方向感覚は出していたのです。昨日までで２０万台というのが伺っておりますので、ある意味、予想される量だと思うのですが、それでも現場ではちょっと品不足になるのではないか、あるいはなかなか買えないという問題もあって何とかしなければいけないと、しっかり対応していきたいと思っています。どのように対応するのかもう少し詰めさせて貰いたいと思いますし、現場の状況をもう少し見させて頂きたいと思っています。