大臣会見

金子大臣会見要旨

2009年7月17日(金) 10:36 ~ 10:43
国土交通省 会見室
金子 一義 大臣

閣議・閣僚懇

 今日は私から報告するものはございません。本日の閣議でも当省に関係するものはありませんでした。

質疑応答

(問)今週、自民党の中で両院議員総会開催を巡って色々と攻防がありまして、結局両院議員総会の開催見送りということで、懇談の場なりを設けるということで決着のようなんですけど、今回の一連の騒動は自民党にとっても麻生内閣にとってもマイナスのイメージが大きかったんではないかと思うのですが、今回の騒動について大臣のご所見をお願いします。
(答)非常にまずかった、非常に自民党の支持率を低下させる、自民党何やってんだよ、という声が私のところにも届いております。でも、最後の産みの苦しみというと言い方が悪いんですけど、今のところ来週の火曜日に緊急総会を開いて、そこで今度は総理が国民に対して、或いは党員に対してメッセージを送るということで今進んでいるようであります。麻生総理も選挙を前にして我々がぞくぞくっとするようなメッセージを送ってもらいたいと思います。

(問)直轄事業負担金について全国知事会が事務取扱費等主張に沿わない請求があった場合には支払いに応じないという取組みをしたんですけれども、この問題に対してのご所見、ご対応についてお聞かせください。
(答)請求すべき金額の中で退職金、年金の共済の部分というものについては事務的な部分を既に国交省と財務省とでは議論しています。ただ21年度というのは今年の分ですから、支払いの時期は今年8月でありますから、それまでに間に合わせるというのはこれはかなり難しい。我が省だけではありませんので、知事会はそこのところ良くわかっておられると思うけれども、ここを見直しをしていくというのはひとつの大きな流れになったと思います。後は時期の問題だけ。それから直轄事業負担金の維持管理費についてどうするかについても大きなテーマであります。これは、今後選挙になりますから、選挙後どう取扱うかの大きなテーマとして政党でもそれぞれマニフェストに挙げて取組んでいきますから、そこを今度は選挙後大きなテーマとして取組んでいくことになる事項だと思っています。

(問)閣僚の中では石破さんや与謝野さんなど、麻生さんに対する批判を公にされている方も出て来ている中で、今日の閣議の雰囲気というのはどのような様子でしたか。
(答)与謝野さんは発言を避けられていましたが、何か彼のこれまでの言動からいきますとまだまだ何かお考えになっているのかもしれません。石破さんについても火曜日に総理からきちんとしたメッセージを送ってもらいたいということと、もしそれで受け入れられなければ、その時には彼がどうするというよりもその時には党内でそれなりの亀裂が入るのではないかという趣旨の発言がありました。

(問)西松建設の偽装献金についてですが、先程東京地裁で判決があり、元社長に有罪判決が出されて、公共工事の談合に関して小沢事務所の関与が認定されました。これについてのご感想と「政治と金」のあり方について改めてご所見をお願いします。
(答)今の自民党にはとっくに無くなっている部分が小沢さんには残っていたと正直驚いています。国交省として西松建設に対する建設業法に基づく処分は判決が確定してから考えることになると思います。

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