大臣会見

太田大臣会見要旨

2013年4月19日(金) 8:44 ~ 8:50
衆議院分館第18委員室前
太田昭宏 大臣

閣議・閣僚懇

 私の方から特にございません。

質疑応答

(問)ボーイング787型機の運航再開についてお伺いします。
アメリカの航空当局が来週にも許可を出し、それを受けて国土交通省も許可を出すのではないかという報道が、現在、複数既になされているわけですけれども、現時点での大臣のお考えをお願いします。
(答)FAA及び国土交通省としまして、ボーイング社よりバッテリーの改修に関する適合性証明計画に基づいて実施した試験の報告書や解析書が提出されています。
これをFAA、国土交通省が一緒になりまして、連携して分析・評価をしているところです。
バッテリーの改修に関する審査については、最終的な段階に来ていると認識しています。
しかし、これが直ちに、最終段階でありますけれども、運航再開の時期がいつになるかということについては、ちょっと今の段階ではコメント出来ないということです。
引き続き、安全かつ早期の運航再開ということについて、力を注いでいきたいと思っています。

(問)ボーイング787型機の関連ですが、運航再開を認める時には、国土交通省独自でも安全対策か何かを設けることはあるのでしょうか。
(答)これは、FAAと一体となってやっていることですから、国土交通省として独自にというよりは、アメリカ(FAA)と一体となって判断するということです。
報道に出ているような件については、運航再開の一番基本となるといいますか、本筋自体のところとはまたちょっと違うことで、航空会社等がどういう風に措置をするのかということだと思っておりまして、そこは運航再開ということが基本的というか原則的というかむしろ根本的なところがきちんとしてからの判断又は相談ということになると思います。

(問)(運航の)再開見通しは今の段階でコメントできないということなんですが、これはまだ時期が決まっていないという認識で宜しいのでしょうか。
(答)決まってないです。

(問)見通しもまだ分からないということですか。
(答)コメントできないということです。

(問)根本的なFAAと国土交通省の認識をきちんとしてから判断ということは、その後で航空会社なりに何かしら国土交通省として独自に安全対策みたいなものを求めるということもあり得るということでしょうか。
(答)安全対策というのは、まさに適合性証明計画に基づいて行った試験の報告書や解析ということについて判断をする。
そして、運航再開ということについては審査が今最終段階に来ているということで、時期は今申し上げられないということで、根本的と言ったのは、全体像といいますか付随する航空会社ができる措置ということは根本的ではないということですから、それについては色々な配慮ということはあろうかと思いますが、それは運航再開自体あるいは審査自体という本筋のところという認識はしていないということです。

ページの先頭に戻る