大臣会見

太田大臣会見要旨

2013年10月22日(火) 8:46 ~ 8:52
閣議室前
太田昭宏 大臣

閣議・閣僚懇

 閣議案件の報告はありません。

質疑応答

(問)JR北海道について保安監査のその後の状況と追加の改善指示等を出す予定はありますでしょうか。
(答)12日までJR北海道に対する追加の特別保安監査を実施し、(監査から)帰ってきて今、精力的に分析作業をしています。
かなり分析が広範にわたりますので、時間が少しかかっておりますが更にしっかり煮詰めて近く改善についての指示を出すように指示しています。
いつになるか分かりませんが、近いうちに、今週にも改善の指示を出すようにしたいと私は今思っているところです。

(問)追加になる改善指示の具体的な内容についてお聞かせください。
(答)これは前回の会見でも申し上げましたが、「安全推進委員会等を中心とした安全管理体制」が十分機能していないとか、現場と本社側との連携が十分でないとか、「枕木の統一基準」と色々指摘してきたこともあり、それらも含めてどういう形になるか精査して適確に指示を出さないといけないと思っていますので、内容はこれからです。

(問)今ちょうど自民党の部会でタクシーの規制強化の法案が話し合われて了承されるようですが、大臣は今現在タクシー業界の競争は行き過ぎており、規制強化は必要だとお考えでしょうか。
それからタクシーの台数を減らすことが、本当にタクシードライバーの待遇改善に繋がるとお考えでしょうか。
(答)過当な競争、そして車が多くなったと、共にあったと思います。
それを冬柴大臣の時代に、地域限定的に台数を減らすという措置をとって、今日来たというふうに思いますが、まだ法律が与党の間で煮詰めているところで、公明党はまだこれから議論をするということですから、私が良い悪いということを言うより、これは議員立法で出るということですので、そこについてはデリケートな問題であるので控えさせていただきたいと思っております。

(問)JR北海道の関係ですが、次の改善指示が最終的な結論という形になるのでしょうか。
まだまだ続く過程の一段階ということでしょうか。
(答)私は一番大事なのは、JR(北海道)が安全そして安心して利用できるということだと思います。
そうした意味では、近々改善指示を出そうという指示を出しているところですが、その後も、あくまでも安全そして安心に利用できるということが目的ですから、そこへ向かって必要であればその後も監査ということもあるかもしれないし、そして改善の何らかの指示を出すと言うこともあると思います。そういう意味では最終というのではないと言うことです。随時そうしたことについては、指導したいと思っております。

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