大臣会見

太田大臣会見要旨

2015年5月15日(金) 8:50 ~ 8:54
衆議院分館第18委員室前
太田昭宏 大臣

閣議・閣僚懇

 本日の閣議案件、報告事項はございません。

質疑応答

(問)安保法制関連法案が昨日、閣議決定されましたがご所感をお願いします。
(答)昨日、平和安全法制につきまして、関連法案を国会に提出するという閣議決定をいたしました。
今回の法案の内容は、昨年7月1日の閣議決定を受けまして、与党協議会におきましても累次、協議を重ねてきたわけでありますが、与党が合意に至ったものだと承知しています。
国民の命と平和な暮らしを守るということは、政府の最も重要な責務でもあります。
このことは総理が繰り返し述べているところでもありまして、安倍内閣の一員として私も同じ考えでございます。
内容等については、法改正の部分は国土交通省ではありませんから、今後は、国会において御審議をいただくものだと思っておりまして、それ自体についてはコメントする立場には、国交大臣としてはないということです。

(問)タカタのエアバッグの欠陥によるリコールが669万台を超えました。
交換部品の不足で改修がなかなか始められないメーカーも多いようなんですけれども、ご所感と国交省としての対応を教えてください。
(答)タカタ製のエアバッグにつきましては、昨年の11月に岐阜県で解体処理時にエアバッグが破損したことを受けまして、昨年の12月に予防的措置としましてリコール届出がされました。
自動車メーカー各社は、このリコールによる回収品に加えまして、対象外車両からのサンプル回収も行いまして、調査を行って今日に至りました。
その結果、異常展開につながるおそれがあるインフレータの気密不良やガス発生剤の密度低下などが一部で確認されました。
この度、今、原因は判明しておりませんけれども、13日にトヨタと日産から、また14日にホンダとダイハツから予防的措置として、リコールの対象範囲を拡大する届出がありました。
リコールの対象台数は4社合わせて約364万台です。
本件は、自動車の安全上重要な問題と認識しておりまして、国土交通省としましては、早急に対象車両の改修が進むよう、自動車メーカーを指導・監督して参りたいと思います。
また、他の自動車メーカーに対しましても同時期に生産された同じ型のインフレータを搭載してる車両につきまして、同様の措置を検討するよう指導して参りたいとこのように思っております。

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