大臣会見

石井大臣会見要旨

2016年11月18日(金) 8:50 ~ 8:55
衆議院分館第17委員室前
石井啓一 大臣

閣議・閣僚懇

本日の閣議案件で、特に私の方から御報告するものはございません。
以上です。

質疑応答

(問)JR北海道が、単独での路線維持が難しいとして、13区間の沿線自治体と協議することを今日の午後に発表する予定です。
大臣の所感と、国土交通省の今後の対応についてお願いします。
(答)JR北海道は、本年7月に、地域特性に応じた持続可能な交通体系のあり方について、今後、地域と相談を行っていく意向を明らかにしておりまして、本日の午後、相談を行う具体的な線区について、社長より説明が行われる予定であると承知しております。
今後、単独では維持困難な線区については、地域の交通を確保することを前提に、JR北海道から相談が開始されることになると承知しております。
その際には、各地域に対して丁寧に説明を行っていただいて、各線区が置かれた実情に関する理解を得た上で、地域における持続可能な交通体系のあり方について、関係者がともに考えていくことが必要であると考えております。
そういった検討を行う中で、国としても、北海道庁と連携しながら、これらの協議に参画して、地域における持続可能な交通体系の構築のために何ができるか、検討してまいりたいと考えております。

(問)福岡市のJR博多駅前の道路陥没についてお伺いします。
事故原因を調査する有識者委員会が、国土交通省所管の土木研究所に設置されることになりました。
この委員会の開催時期や、有識者のメンバー、どういった部分が検討課題になるかについてお伺いいたします。
(答)福岡市交通局の七隈線延伸工事現場におきます道路陥没につきましては、福岡市長の意向を確認した上で、国土交通省所管の土木研究所において原因究明や、再発防止策検討のための委員会を設置することといたしました。
委員会の開催に向けて、昨日、福岡市の担当者から具体的な考え方について説明を受けたところです。
委員会のメンバーにつきましては、トンネル工学や地盤工学等の分野の学識経験者、鉄道トンネル工事の豊富な経験を有する機関等が参画することを念頭に調整しているところです。
開催時期につきましても、できるだけ早い時期に開催したいと考えています。
ただこれは、メンバーを確定した上で、メンバー間での日程調整ということがございますので、現時点ではまだ未定ということです。
こういったことが決まり次第、改めてお知らせしたいと思います。

(問)JR北海道の件でお伺いします。
先ほど大臣は、道庁と連携して、JR北海道と沿線自治体の協議に参画していくと仰っていましたけど、協議自体は自治体とJRが主体かと思うんですけれども、国として具体的な役割、どういったことを担えるかと考えているでしょうか。
(答)やはり協議できちんと、JR北海道に対し自治体の皆様に丁寧に説明していく、そういったことを促す役割であり、話し合いが円滑に進んでいくということをサポートしていくということではないでしょうか。

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