大臣会見

石井大臣会見要旨

2018年1月30日(火) 8:38 ~ 8:43
衆議院本館議員食堂
石井啓一 大臣

閣議・閣僚懇

本日の閣議案件で、特に私の方から御報告するものはございません。
以上です。

質疑応答

(問)今日で草津白根山の噴火から1週間というタイミングですが、国土交通省の方でも現地調査をされているかと思いますが、最新の現地の状況と今後の見通しや対応があれば教えてください。
(答)草津白根山では、1月23日10時2分に、本白根山の鏡池付近で噴火が発生しました。
改めて、今回の噴火によりお亡くなりになられた方の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された方に心よりお見舞い申し上げます。
気象庁では、1月26日、火山噴火予知連絡会拡大幹事会を開催し、火口の推定等を行うとともに、地震活動は少ないながら継続しており、また火山性微動も発生していることから、当面は1月23日と同程度の噴火が発生する可能性があるとの見解をとりまとめています。
また、国土交通省では、1月28日にヘリやドローンによる降灰状況の調査を実施し、関係機関に情報共有するとともに、改めて現時点では土砂災害のリスクは低いことを確認しました。
このヘリには気象庁や専門家も搭乗し、複数の火口を確認するとともに、現在、各火口では噴気が確認されていないこと、火口周辺に地熱域等は認められないことを確認しております。
既に、本白根山周辺に監視カメラや地震計、空振計を設置するなど、観測体制の強化を行うとともに、噴火の事実を迅速に発表する噴火速報について、部外機関からの通報をもとに迅速に発表できるよう運用を見直すなど対応を進めているところです。
現在、気象庁では本白根山の鏡池付近から概ね2kmの範囲で、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒するよう呼びかけており、引き続き、関係機関とも連携しながら、今回の噴火への対応に万全を期してまいりたいと考えております。
(問)国土交通大臣としてというより、公明党の閣僚としてお伺いしたいと思いますが、沖縄の名護市長選挙で、公明党は自民党の候補を推薦しましたが、今般松本内閣府副大臣のヤジが問題視されていますが、公明党がこのタイミングで推薦を出したということが自民党に寄り添っているような印象を与えることになるかとも思いますが、平和主義の公明党として・・・・。
(答)御質問ではありますけれども、私、公明党を代表する立場ではありませんし、いろいろな選挙等、党務には携わっておりませんのでお答えは控えたいと思います。

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