大臣会見

石井大臣会見要旨

2018年2月23日(金) 8:48 ~ 8:51
衆議院分館第13委員室前
石井啓一 大臣

閣議・閣僚懇

本日の閣議案件で、特に私の方から御報告するものはございません。
以上であります。

質疑応答

(問)今日、軽井沢バス事故の御遺族の方と国土交通省の面会が予定されていますが、御遺族の皆さんは貸切バス適性化機関の体制が未だに不十分だとか、免許制度を見直すべきだといった要望を出されていますけれども、こうした要望に対する受け止めと対応方針を教えてください。
(答)平成28年12月より、軽井沢スキーバス事故の御遺族と国土交通省との意見交換会を定期的に行っているところであり、本日夕刻、第5回目の意見交換会が行われます。
御遺族からは、運転者が受診を義務付けられている適性診断結果の二種免許制度への反映、適性化機関の早期の体制強化等の御要望をいただいているところです。
国土交通省といたしましては、御遺族の声をお聞きし、真摯に対応していくとともに、こういった悲惨な事故を二度と発生させないとの強い決意のもと、貸切バス事業者等の関係者とともに、引き続き諸対策を着実に推進し、貸切バスの安全・安心の確保に万全を期してまいります。

(問)先日の観光戦略タスクフォースで、鉄道局がJR北海道の線路を活用して、国内外から観光列車を誘致すると表明されました。
改めて狙いについてお願いします。
(答)北海道は豊富な観光資源に恵まれ、外国人旅行者の訪問意欲の非常に高い地域であります。
道内に広がる鉄道ネットワークを活用し、観光列車を運行することにより、北海道周遊観光に新たな魅力を加えることができるのではないかと考えております。
そのため、線路を保有するJR北海道に限らず、意欲のある事業者を国内外から広く公募し、魅力ある多様な観光列車の運行を実現したいと考えております。
この取組に多くの関係者の方々の御参加・御協力をいただくことにより、更に多くの旅行者を北海道に呼び込み、観光を通じた地域の活性化を後押しするとともに、JR北海道の経営改善の一助としてまいりたいと考えております。
(問)この件につきましては、JR四国やほかの鉄道会社にも応用できる仕組みかと思いますが、その辺り大臣のお考えをお願いします。
(答)北海道はエリアも広く、運行ダイヤに十分余裕のある線路が多いことなどから、まずは北海道における取組を進めた上で、その結果を踏まえ、他地域への展開の可能性についても検討してまいりたいと考えております。

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