大臣会見

斉藤大臣会見要旨

2023年3月10日(金) 8:26 ~ 8:30
国土交通省会見室
斉藤鉄夫 大臣

主な質疑事項

冒頭発言

(大臣)

本日の閣議案件で、私から報告することはありません。

質疑応答

東日本大震災からの復興について

(記者)

明日(11日)で東日本大震災の発生から12年となりますが、大臣の受け止めと、国土交通省の今後の対応についてお願いします。

(大臣)

明日、東日本大震災の発生から丸12年を迎えます。
改めて、犠牲になられた方々に哀悼の意を表し、被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。
明日の節目を前に、国土交通大臣として、復興に向けた決意を新たにしているところです。
これまでの12年間、国土交通省として、復旧・復興に全力で取り組んでまいりました。
その結果、復興道路・復興支援道路の全線開通をはじめとして、基幹インフラの復旧・整備や住宅の再建・復興まちづくりといったハード事業が、地震・津波被災地域では概ね完了するなど、着実に進展しています。
引き続き、海岸や下水道など、残る基幹インフラ事業の早期完了に向けて、しっかりと事業を進めていきたいと思っています。
他方で、福島の原子力災害被災地域では、帰還困難区域からの避難者を含め、未だに不自由な生活を強いられている被災者の方々がおられます。
国土交通省としては、福島の復興・再生に向けて、拠点となる市街地やインフラの整備、地域公共交通の確保、観光復興の促進など、生活や生業の基盤の再建にしっかりと取り組んでまいりたいと思っています。
今後も被災地の皆さまに寄り添いながら、国土交通省として総力を挙げて、復興に取り組んでいきたいと決意しています。

公共交通や宿泊施設等におけるマスク着用ルール見直しについて

(記者)

週明けの13日からマスク着用が屋内外を問わず個人の判断に委ねられます。
公共交通機関や宿泊施設など、国土交通省の関係業界の対応についてお聞かせください。

(大臣)

2月10日の政府対策本部決定では、3月13日(月)から、マスク着用は個人の判断に委ねることとした上で、当面の取扱いとして、通勤ラッシュ時等混雑した電車やバスに乗車する時には、マスクの着用を推奨するとされています。
また、この決定においては、事業者が感染対策上又は事業上の理由等により、利用者又は従業員にマスクの着用を求めることが許容されるとの考え方も示されているところです。
公共交通機関や宿泊施設等においては、こうした政府方針を踏まえ、まだ検討中の事業者もありますが、各事業者で細かい対応の違いはあるものの、政府方針に沿った対応をする予定であると承知しています。
国土交通省としては、3月13日からのマスク着用の考え方の見直しに当たり、所管業界や事業者において、業種別ガイドラインの見直しや利用者等への周知が適切になされ、新たな考え方への移行が円滑に行われるよう、引き続き、しっかり対応してまいりたいと思っています。

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