(記者)
豊田自動織機が、フォークリフト用エンジンについて、型式指定申請に不正があったことを公表しました。
現時点で把握をしている事案の詳細と国土交通省の対応について教えてください。
(大臣)
3月17日、豊田自動織機から、同社が生産するフォークリフト用エンジンなど4機種について、排出ガス性能を確認する試験において不適切な行為があった旨の報告を受けました。
今回の不適切な行為は、ユーザーの信頼を損ない、かつ、型式指定制度の根幹を揺るがす行為であり、極めて遺憾であると感じています。
国土交通省としては、報告を受けた後、速やかに同社に対して、事案の全容の解明と再発防止策を策定すること、リコールの必要なものは速やかに実施すること、ユーザーへの丁寧な説明や対応に努めることを指示したところです。
また、一昨日(20日(月))より、豊田自動織機に対する立入検査を行っているところであり、立入検査での不適切行為等の事実確認を踏まえて、厳正に対処していきたいと思っています。