大臣会見

斉藤大臣会見要旨

2023年5月12日(金) 8:45 ~ 8:48
衆議院分館 4階エレベーターホール前
斉藤鉄夫 大臣

主な質疑事項

冒頭発言

(大臣)

本日の閣議案件で、私から報告することはありません。

質疑応答

国土交通省OBによる民間企業役員人事への介入について

(記者)

国土交通省OBによる空港施設株式会社の人事介入問題について1問お尋ねいたします。
会社側の検証委員会の報告書の内容について、大臣は、水曜日の委員会質疑で金曜日の国土交通委員会までには報告できるよう全力を挙げて、検証するとおっしゃっていましたが、その後の状況はいかがでしょうか。

(大臣)

国土交通省において実施している事実確認等の状況については、本日午前及び午後、国会において説明を行うこととしています。
その説明が終わった後、速やかに事務方より説明資料を皆さま方にも配布したいと思っています。
これから衆議院でも報告をするところです。

北海道開発局の不適正事案について

(記者)

北海道開発局が(どう)東道(とうどう)の一部区間の道路工事費を水増ししていた問題で、調査委員会が10日に報告書をまとめました。
水増し額は9千万円超にのぼり、職員が道路工事費の設計書を改ざんするなど、通常では考え難いような組織的な不正行為が明らかになりました。
大臣の受け止めと再発防止策など今後の対応についてお聞かせください。

(大臣)

北海道開発局釧路(くしろ)開発建設部が発注した工事において、地権者の要求に応じ、不適正な事務処理により、既に補償をしているため、本来は地権者の負担で実施すべき工事等を実施していたことは、極めて遺憾であり、改めてお詫びを申し上げます。
今回の報告書の御指摘を大変重く受け止め、昨日、北海道開発局だけでなく、地方整備局等に対しても、法令を順守し、適切に事務を執行するよう、周知徹底を図ったところです。
また、報告書では、再発防止策として、地権者に対して金銭ではなく、現物で補償を行う場合は、手続きが明確に規律された形によって行うこと等の御提言をいただきました。
今後、この御提言を踏まえて、具体的な再発防止策を早急に検討した上で、速やかに実施することによって、信頼回復に努めてまいりたいと思います。

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