
2026年3月27日(金) 9:40 ~ 10:01
国土交通省会見室
金子恭之 大臣
| 主な質疑事項 |
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今回の住生活基本計画においては、先程申し上げたような2050年までの社会的な変化に伴い、従来とは大きく異なるものになっていく住宅市場に対応した住宅政策の大きな方向性を示しています。
特に重要な点として、これからは既存住宅の市場環境の整備に一層注力していくことで、良好な既存の住宅・住宅地が最大限に活用され、人生100年時代のライフスタイルにあわせた居住ニーズを満たす住宅市場としていくことが挙げられます。
既存住宅の活用を促すため、これまでも、住宅ローン減税について、質の高い既存住宅にかかる借入限度額や控除期間の拡充を令和8年度税制改正案に盛り込んでいるところですが、今後、新たな計画を踏まえて、あらゆる施策を総動員して、具体的な取組を進めてまいります。
また、事業者への期待という点では、本計画に基づく施策を展開する上で、住宅の供給やリフォーム、流通、関係サービスを提供する事業者など、市場のあらゆるプレイヤーが協力して進めていくことが重要と考えています。
事業者の皆さまにおかれても、こうした認識を共有した上で、民間事業者ならではの創意工夫を生かした独自の取組などが先行して実施されていくことを期待しています。
今後の住環境については、これまでの官民投資によってインフラや居住環境が整った既存の住宅・住宅地を最大限活用しつつ、若者から高齢者まであらゆる世帯にとっての良好な住環境の形成を進めることが必要です。
本計画には、今申し上げたこと以外にも、激甚化・頻発化する災害に対応した安全な住宅・住宅地の形成や、畳・漆喰をはじめとする地域の自然素材を利用する「和の住まい」の推進など、幅広い施策を盛り込んでおり、こうした施策を総動員することで、国民の豊かな住生活が実現するよう取り組んでまいります。