副大臣・大臣政務官会見

市村大臣政務官会見要旨

2011年7月21日(木) 18:27 ~ 18:33
国土交通省会見室
市村浩一郎 大臣政務官 

質疑応答

本日は、政務三役会議は開催されておりませんので、私から御報告する事項はありません。

(問)つい先ほど会見が終わったようですが、全日空が、アジアで1番大きいLCCであるエア・アジアとの共同出資で、成田を拠点とする新しいLCCを設立すると発表しました。
LCCについては、全日空としては傘下にあるという意味では今回が2社目、日本航空も設立を検討されているようですが、このように国内に就航するLCCの数の増加、それから国内でのこのような動き、LCCを巡って様々な事態が非常に加速しているようですが、この点について政務官のお考えをお聞かせください。
(答)これは利用者の立場からすると大変大きなメリットだと思います。
この結果、訪日旅行者が増えたり、またこのLCCは国際線だけではなく国内も格安で運航するということでありますので、国内の観光需要の拡大に繋がるといったことも考えられ、大いに利用者の拡大に繋がるものと認識しています。
この結果、想像に難くありませんが、大競争時代が訪れることになると思います。
航空行政においては、やはり安全ということが最大の関心事でありますので、国土交通省としましては、安全・安心ということをしっかりと担保していただけるのであれば、このような動きをしっかりと支え、そうした方向性がきちんとなるように行ってまいりたいと思います。

(問)空港運営のあり方に関する検討委員会が開かれていまして、当初のスケジュールですとそろそろ取りまとめだと思うのですが、今後のスケジュールを教えていただきたいことと、国管理空港の民営化などが検討されており、赤字の地方空港は切り捨てられるのではないかという危機感が高まっているようですが、政務官のお考えをお聞かせください。
(答)この夏までに取りまとめを行う予定でありましたので、あと1,2回開催した上で取りまとめを行う予定でございます。
次回の第8回検討会は7月26日の火曜日を予定しておりまして、これに加えてもう1回程度開催した上で、夏までに取りまとめを行っていきたいと思います。
予定通り進んでおります。それから、地方空港ではなくて国管理の地域の空港についての御質問だと認識しますが、切り捨てられるという話がどこから出たのか分かりませんが、この会議には私自身が結構出ておりまして、大変前向きな議論が行われております。
これまでのあり方を超えて、各国の実情等もしっかりと踏まえながら、どうしたら民間の知恵や資金を空港運営に導入できるかという極めて前向きな議論をしているところでありますので、どこかを切り捨てようといったネガティブな議論がされたことは一度もありません。
いろいろな方に検討会に入っていただいており、北海道の高橋知事にも入っていただいておりますが、高橋知事からも大変前向きな提案をいただいているところであります。
これからも最後までそうした前向きな方向で検討を行い、取りまとめてまいりたいと思います。

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