副大臣・大臣政務官会見

津川大臣政務官会見要旨

2011年4月21日(木) 18:24 ~ 18:28
国土交通省会見室
津川祥吾 大臣政務官 

質疑応答

本日は報告事項1件、審議事項はございませんでした。
その他協議事項として3件ございました。
まず1点目は報告事項でありましたが、大口国土交通審議官が欧州に出張をしてまいりましたので、その報告を受けたところであります。
その他協議事項といたしまして、法定白書につきまして、現段階の骨子について協議をさせていただきました。
今後、さらに内容を詰めた上で、6月中にも閣議決定を目指して作業を進めて参りたいということであります。
私の方からは以上でございます。

(問)国土交通省が被災者向けの賃貸物件の情報提供を行ったところ、現地からはノーサンキュウというような感じで受け止められているんですが、この調整不足についての所見と、今後の対応はいかがなさいますか。
(答)被災者の方々、特に避難所で暮らしていらっしゃる方々に対して、御自身で民間の賃貸住宅を借りたいという方のために情報を提供するというもので、これまでも行ってきたところであります。
普通どおりに借りて頂くものです。
ただ、例えば御自宅にいらっしゃれば、テレビやインターネットなどで情報を集めることができますが、避難所にいらっしゃる方は、そのように情報を集めにくいという状況があるため、紙媒体の情報も必要ではないかという議論の中で、民間企業にも御協力をいただきまして、住宅情報紙により情報提供の準備をさせていただいたものです。
ただ、いわゆる被災者向けの借り上げの住宅とは、そもそも全く性格の異なるものですから、現場の中で、その関係がどういう関係なのかというところで誤解を与えてしまったのであるならば、そこは反省をしなければならないところだと思っておりますが、私の方はこの情報提供が何か問題というよりも、これまで通常に出ていた情報について、避難所の方々でも接しやすいようにということで準備をさせていただいたと、こういうふうに理解をしているところであります。

(問)今日のリニアの小委員会が最終答申案をまとめましたけれども、答申案についての政務官の所見をお願いします。
(答)中央新幹線の小委員会の委員の皆様方におかれましては、昨年の3月以来、大変精力的に御議論をいただきました。
非常に多くの審議を重ねていただいたことに対しまして、まずは心より御礼を申し上げたいと思います。
様々な論点について御審議をいただいてきたところでありますが、本日、答申を正式に頂いたわけではございませんから、中身については、詳細を私の方からお答えをさせていただくのは差し控えさせていただきたいと思いますが、特に先般起こりました東日本大震災を受けて、この中央新幹線について更に審議をいただいたというふうに伺っているところでございます。
今後、答申をいただく前にはパブリックコメントをいただく予定になっておりますが、その答申を頂いた後は、全国新幹線鉄道整備法に基づきまして、大臣が営業主体及び建設主体の指名と整備計画の決定を行うということになっているところでございまして、党の方にも御相談をさせていただきながら、その作業を進めていくことになるかなと思っているところであります。

(問)党の方とも相談した上でというのは、具体的には、例えば国土交通部門会議とか議連もありますが、どうでしょうか。
(答)どこの方とお話をするかということは必ずしも決定をしているわけではありませんが、あくまでもこれは3役で決定をさせていただくというふうには考えておりますが、当然のことながら、与党の皆さん方にも御報告をさせていただいて、皆さん方の御意見もしっかりと伺わせていただきたいというふうに考えております。

(問)決定とか指示など、現時点での目途というのはどの位に考えておりますでしょうか。
(答)日程については、今の段階では申し上げることはできません。
未定です。

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