報道・広報

海上自衛隊機(川崎ヒューズ式369D)の異常接近に係る機長報告について

平成21年2月18日

平成21年2月18日、海上自衛隊第211教育航空隊所属の回転翼機の機長から、航空法第76条の2の規定に基づく機長報告(異常接近報告)が提出された。その概要は下記のとおりであり、安全・危機管理監察官は直ちに運輸安全委員会に通報した。

1 発生日時 平成21年2月17日(火) 12時33分頃
2 発生場所  鹿屋飛行場の北北東7マイル(約13km)付近の上空
3 飛行高度 2,500フィート(約760m)付近
4 報 告 機   海上自衛隊第211教育航空隊所属回転翼機
         コールサイン LEMON 76
         鹿屋飛行場(RJFY)発 → 鹿屋飛行場(RJFY)行       
         型式 川崎ヒューズ式369D(H500)
         乗員  2名
         飛行方式 有視界飛行方式(VFR)
5 関係管制機関等 海上自衛隊鹿屋飛行場管制所(管制圏外)
6 関連機  コールサイン : JA4061
         型式     : セスナ172
         色       : 白
7 気象状態 有視界気象状態(飛行視程35km)
8  接近状況 報告機は、鹿屋飛行場から出発し、学生操縦による訓練実施のため鹿屋飛行場の北北東、7マイル、高度2,200フィートから高 
         度2,500フィートに上昇中、左後方から接近する他機を視認し、衝突の可能性があると判断したため学生から操縦を交代、右降
         下旋回を行った。
         最接近時の水平距離 :0.1マイル(180メートル)
         最接近時の高度差 :100フィート(30メートル)
9 負傷者の状況  なし

お問い合わせ先

国土交通省航空局監理部総務課安全・危機管理監察官 西原 庄司
TEL:(03)5253-8111 (内線48315)
国土交通省航空局監理部総務課安全・危機管理監察官 栄 明男
TEL:(03)5253-8111 (内線48313)

ページの先頭に戻る